<26th Nov Sat>

忙しい1週間が終わり、ジムにも4回行ったし、充実感たっぷり。今夜はちょっと遠出して(遠出って程でもないけど)、リッチモンドで「アイーダ」観ます。 折角の晴天でも暗くなるのが早いのでリッチモンドパークとか散歩できないのが残念ですが。

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ロイヤルバレエにはたまに行ってるんですが、ここで記録残しておかないとどういうの観たのかわからなくなってしまうので、かなり日が経ってますが、11月2日のアナスタシアの写真をアップしときます。

 

アナスタシアは、イングリッド・バーグマンとユル・ブリンナーのハリウッド映画(1956年「追想」)「や、ディズニーのアニメ映画にもなってますが、革命で殺された最後のロシア皇帝の娘の一人で、彼女だけは生き残ったのではないかと仮定してのストーリー。

 

詳しくは→こちらをご覧下さいですが、このマクミランの悲劇バレエ、1971年の初演以来滅多にやらないレパートリーで、それはすなわち人気がないってことでしょうし、演技面が重視され過ぎてあまり踊らない点が私の好みではありません。 

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3人のアナスタシア役の中で、抜群の身体能力としなやかな踊りで一番人気のナタリア・オシポワを選びましたが、この役はくるくるぴょんぴょんで勝負するわけではないので、演技力で勝るローラ・モレラがベストと評価されたようです。

真ん中は怪僧ラスプーチンですが、なにもこの役にプリンシプルを使わなくても、というくらい動かなくて、観ててイライラ・・イラッ

宮廷の余興で踊る二人という想定でこのカップルは古典的に踊ってくれますが、この日はご贔屓のフェデリコ・ボネリが不調えーん

 

来週始まるROHのサポートフレンズ予約でのバレエのひとつは、又これに似たドラマチックではあるけれど暗いMayerling(→こちら)。 お芝居観るためにバレエに行くのではないわけで、うーん、どうしようかな・・シラー

 

一方、バーグマンがアカデミー賞取った「追想」(原題Anastasia)は音楽も良いし良く出来たメロドラマなので、もう一度観てみたい映画です。 バレエはドラマ表現では映画に敵いませんもんね。

 

そして、来年はロシア革命100周年。 この最後のロマノフ皇帝家族がまた世界中で注目浴びるに違いないですが、近い親戚だった英国王室との関わりも話題になるでしょうね。 母親が姉妹だった露ニコライ2世(アナスタシアの父)と英ジョージ5世はそっくりで仲良しの従兄弟だったのに何故あの時助けなかったとかね。(イギリスに亡命させてたら、今頃イギリスは共和国だったかも・・)

 

 

 


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