<3rd Dec Sat>

恒例のニューヨークから生放送のメトロポリタン・オペラが始まって春まで楽しめるのは嬉しいけど、今日のプッチーニのマノン・レスコーを聴いていたら、悲しくなっちゃって・・・しょぼん。 

 

何がって、ロイヤルオペラハウスの顔ぶれの貧しさによイラッ

 

ニューヨークはネトコちゃん(アンナ・ネトレプコ)と丸ちゃん(マルセロ・アルバレス)という超豪華版。 それに引き替え、偶然いまROHでも同じのやってるんだけど、こっちはソンドラ・ラバノフスキーとアレッサンドロ・アントネンコ・・。 全く知名度ないわけではないけど、比較にならないでしょ(昨日はアントネンコが降りて代役がマッシモ・ジョルダーニだったって)。 なので今回はパス。 プレミアでカウフマンとオポライスの美男美女カップルで何度か観たイメージを壊したくないの。ソンドラ姐さんはきっとドラマチックにやってくれるでしょうけど、彼女のミニスカート姿は見たくないし、くせのある声は不快だし聴き飽きた。

↑ 先回 グッド!         ↓ 今回 グー

 

しかし、ROHは今シーズン既にネトコちゃんに振られたのは、彼女が「やっぱりノルマは歌わないことにするわ」、と心変わりしたからだから諦めるしかないけど、愛しい丸ちゃんが最近ロンドンに来てくれないのは凄く悲しいと常々思っているところにえーん、同じ時期に同じ役を遠いニューヨークでやるなんて・・ムキーッ。 丸ちゃんはちょっと前までロンドンでロールデビューすることが多かったし、6年半も前にアイーダで最後に出てくれた時には(→こちら)、「次は2014年に新しい役でロンドンに戻ってくるよ」、って出待ちで教えてくれたのに、一体どうしちゃったんだろうはてなマーク 今日のデグリューもロールデビューなんだから、ロンドンでやってくれても良かったのに、ROHと丸ちゃんの間に何か問題でもあったのかしら? ニューヨークには来年早々又行くってのにさ。 来てくれないのであれば追っ掛けるしかないけど、7月にチューリッヒで歌う仮面舞踏会の相手がソンドラ姐さん・・・。まだ最前列真ん中が空いてる日もあるけど、うーん、ちょっと躊躇するかも。でも、来シーズンもロンドンに来てくれなかったら丸ちゃん追っ掛けてどっか行かないとね。

 

しかし、この頃のROHのしょぼさはどうだ ダウンショック! 

とりあえずテノールに限っても、明日から始まるトロバトーレでアラーニャが緊急でもない鼻の手術で降りちゃって、代役探しは結構時間があった筈なのに、「誰、それ?」っていうテノールしか確保できなかったし、もっとひどいのは、昨日サポートフレンズで買った新プロダクションのマイスタージンガーはGwyn Hughes Jonesって、呆れてものが言えないわ。 もうROHは一流であるのを放棄したとしか思えないムキー。 6月に東京でクラウス君(クラウス・フロリアン・フォークト)に「ねえ、なんでロンドンには来てくれないの?」、と質問したら「招待してくれないからさ」、って言われちゃったんだけど、もしそれが本当なら、ROHは一体なにやってんのよムキー。 クラウス君だってロンドンでマイジン歌いたいかもしれないし、駄目元でも頼めよなプンプン。 下のクラウス君のカドガンホールでの素敵な燕尾服姿の時はパッパーノ大将が指揮してたじゃないのよ。

まあ、クラウス君に関しては、例え招待しても来てくれる可能性は少ないので、すでにウィーン追っ掛けで高い席を手配済みなの、実はアップ。1月12日の「死の都」、お願いだからキャンセルしないでねガーン

 

最後にロンドンで歌ってくれたのは、一体何年前だったのかしら?(写真はカドガンホールの「大地の歌」)

 

ところで、テノールのキャンセルと言えば、最近の話題はヨナス・カウフマン。日本のコンサートもノーベル賞授賞式もキャンセルした彼、実は2月にバービカンに何度か出てくれる予定になってるんだけど駄目かもね。 ROHの今シーズンのハイライトである夏の新プロダクション「オテロ」までには元気になってくれないと、今まで一番貧しいROHシーズンになってしまうぞ・・ガーン

 

仕方ないので、素晴らしかった今夜の丸ちゃんを何度もiPlayerで聴こう(→こちら)。 でも、そんなことすると又腹が立つかな?えー?

 


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