<11th Jan Wed>

明日から2泊でウィーンに行ってきます。

 

こんなクソ寒い時に行くってことは、観光では勿論なくて、オペラ遠征なのですが、また悪夢が現実になってしまい、今はもう海外遠征はこりごりという気分ですガックリ

 

お目当てはクラウス君(クラウス・フロリアン・フォークトラブ)が出る予定だったコルンゴルドの「死の都」(→こちら)だったのですが、彼が9日の初日を数日前にキャンセルしてから悪い予感がして毎日ハラハラ・・・ガーン。 で、たしか一昨日はまだ彼が出ることになってたのに、今日になって、ガーンムキーえーんガーン、やっぱり降りちゃいました。 原因は不明。 これでクラウス(もう君なんか付けてあげないパンチ!)に裏切られたのは2度目で、ベルリンの「ファウストの劫罰」でやはり前日にキャンセルを知った時のショックは忘れることができませんしょぼん。 去年は東京でローエングリンを聴くことが出来たのは幸いでしたが、もうこれでワーグナー以外でクラウスを聴きたいという夢はきっぱり諦めますむっ

彼のワーグナーと言えば、今年はタンホイザー・デビューが話題で、切符が買えればミュンヘンに観に行こうかなあ、或いは秋に東京でやるから里帰りついでに、とか思ってたけど、東京のは9月後半ということで仕事が休めにくい時期なのでほぼギブアップだし、ミュンヘンまで行って又振られたら立ち直れないわ、とか悲しい方にばかり思いが行ってしまいます。

 

6年振りのウィーン、行ってみれば楽しいこともあるのかもしれませんが、今はがっかりしてそんな気にもなれず、「これだからオペラ歌手って嫌だわよねプンプン」、ということはオペラファンなら誰しも経験ある悲劇ですが、海外遠征はお金と時間が掛かるだけじゃなくて、長い間心配しなくちゃならないのが一番辛いですよね。 それでこんな最悪の結果になったひにゃ、もうこんなことは二度としたくないって思っちゃって、もうしないのであれば資金稼ぎに働いてる必要もないから、もう仕事辞めちゃおうかな、とか思い悩んでます。

 

目的が無くなっても、飛行機代とオペラ切符代(約200ユーロ)を無駄にするのも口惜しいので、重い足取りで一応行ってきます飛行機 土曜日の夜に戻ります。これ以上、悪いことが起きませんよう・・。

 

2010年9月にアルベルティーナから撮った国立歌劇場。

 


音楽(クラシック) ブログランキングへ