1月27日から29日の南スペイン小旅行は、主に夕食会をやっているさる会がスペインに別荘を持つ仲間たちを訪問するために企画。私は新参者ですが、新旧の別荘族のお二人は入社当時の同僚と長年のオペラ仲間でよく存じ上げてる方たちだったので参加させて頂きました。

 

寒いアルハンブラ宮殿の見学(→こちら)とウエルカムディナーの翌日はいよいよハイライトである街の観光で、6人でピッカピカの晴天の中を歩きまます。

 

   

 

Almuñécarアルムネカ(booking.comではアルムニェーカム)は夏と冬の人口が極端に違う別荘地で、夏にスペインの内陸の暑さから逃げてくる人と、北欧等の寒さに嫌気が差した人たちが主だそうです。イギリスからもコスタ・デル・ソルに引っ越す年寄りは多いですが、この街には目立つ程ではないとのこと。 海と山に囲まれた穏やかな気候で住みやすく、小さな街の割には立派なコンサートホールで毎日レベルの高い催し物があって文化的にも恵まれ、理想的な別荘地でした。

マラガからは鉄道がなく、直通バスも一日一本しかなくて少々不便なのですが、だからこそ外国人観光客が大挙して押し掛けることもなく静かでいられるのでしょう。 なんと最近「地球の歩き方」に登場したそうですが、「古代の遺跡はあるし風光明媚で美しい街だけどわざわざ観光するほどではないので、あまり来ないで下さいね」、という別荘族の方のご意見を尊重しましょう。

 

     

旧市街と新市街の間にある丘に建つ巨大な十字架が一番の目印で、夜は照明もされます。

私たちのホテルがある側が新市街。真冬なのにこの海の青さ。気温も20度近くになって最高の散策日和。

 

      

 

 

 

      

 

    

 

    

旧市街のタイル張りの細路、1600年建立のカテドラル、市役所前広場、壁ランタン。

     

 

    

古代ローマ時代より前からある魚の塩漬け作業場の遺跡。

 

   

ランチは人気店ラ・ボデギータで。まずは外の席で冷たいビールを一杯。グラナダ地区では2ユーロでビールを頼むとタパスの小皿が付いてくるのでお得です。

 

   

中に入ってゆっくり頂きましょう。色々頂きましたが、珍しい揚げナスの黒蜜掛けも。

    

 

私が一番楽しみにしてた古代ローマの水道橋。橋の上に上れるのですが、時間がなくて行けなかったのが残念。

    

メインイベントである去年購入されたというヴィラを訪問し、この街に住んでらっしゃる80代の日本人ご夫婦とロンドンから今日付いた仲間も加わって、賑やかにお茶会。 シャンペン頂きながらベテラン別荘族のMさんのギター演奏で「アルハンブラの思い出」も。

 

バルコニーが両側にあり、山と海、朝日と夕陽が居ながらにして楽しめる広くて素敵なフラットでした。 

    

 

   

夕方ホテルに戻ってマッサージと夕陽の後、夜は7人で旧市街のレストランへMeson Galaへ。さすが現地在住の方のお勧め店で、どれもこれも当然すごく美味しかったですが、特にパエリャ鍋の底の歯ごたえのあるお焦げがグー。

    

 

    

 

お天気も最高で充実の一日でしたが、翌日もマラガ空港に戻る途中で可愛い村に寄ったりマラガの街でピカソ見たりして楽しみますよ~。  

 


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