<19th Mar Sun>

急遽カドガンホールにオペラを観に行てしまい、時間がなくて途中までしか書けませんが、マルタ旅行はいよいよハイライト(観光船で遠出&夜はオペラ)。

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3月6日(月) その1                        カメラ 小さい写真はクリックで拡大

 

嵐の接近により朝から風が吹いてますが、こんな日でも観光船が出るのであればゴゾ島とコミノ島に行ってみましょう。

   

スリーマからLuzzu Cruisesの中型船に乗船(写真では向こう側の大きい方)。10時から5時半までの一日ツアーで料金40ユーロのところ昨日客引きのお姐さんが35ユーロに割引してくれました。16ユーロのハーバー・クルーズのオマケ付きでしたが、これは後日強風のために実現できず。乗船中のドリンク、ビールを含む冷たいドリンクは無料で飲み放題(お茶やコーヒーは1ユーロ)というリーズナブルなお値段で、シーズンオフは毎日ではなく隔日運行でしたが、午前10時出航時には上のデッキは満席。

    

湾内にいる間は波もなくのんびり薄着で日光浴できましたが、一旦外海に出たら、ほ~ら、来た来た、風がビヴュービュー。 向い風の中で船はかなり揺れて手すりに捕まってないと倒れそうですが、ゆらゆらではなくジェットコースターの感じのこの揺れ方では船酔いにはならないだろうけどゲロ袋は支給され、若い日本人女性が犠牲になった模様。 風は強いけれど晴天で、操縦士の説明付きで1時間半、私はとても席を立てませんでしたが、下のデッキから無料のビールを危なっかしくて運んで飲みまくってる人たちもいました。私たちは最後まで上のデッキで風に吹き飛ばされそうになりながら頑張りましたが、徐々に下のデッキに移動した人が多かったです。

 

マルタ島にはたくさんある海水浴リゾートのモダンなホテルや別荘を見ながら進むと、やがて岸壁や洞窟が見えてきて飽きないし、群青色の海は美しく、太古の昔からたくさんの船が行き交っただろう地中海を想像して感激。

 

 

 

     

ゴゾ島に付いたら、いくつかのグループに分かれてボロいミニバスで3時間の島の観光。 なにもない所にえらく立派な教会があるのが信仰心の強いマルタらしいですが、まず最初のストップは先日崩壊して話題になったアズール・ウィンドウへ。

 

アズール・ウィンドウ (紺碧の窓)はゴゾ島北西部の海にそびえる巨大な天然のアーチで、マルタの人気観光スポット。30分しかなかったので、あちこち歩き回る時間がなく、この方角からしか眺められませんでしたが、嵐が到着した翌日は強風で観光船は全て欠航だったそうなので、私たちは最後のクルーズ船での観光客ですね。

 

それにしても自然の力は凄いですね、こんな大きな岩が強風と高波で崩れてしまうんですもの。崩壊したのはアーチの上の薄い部分だけじゃなくて太い柱もですからね、びっくりです。8日の朝9時40分に起こったそうですが、目撃者はいたものの映像はなくて歴史的瞬間が残ってないのが残念。あればYoutubeで大ヒットになっただろうに。 当局は少し危ないかなという心配もしてたとのことですから、CCTVカメラを備えておくべきでしたね。科学的資料にもなっただろうし、マルタの宣伝になったのに。

 

反対側はこんな感じ。

   これが崩壊後の姿びっくり

バスDASH!

次はゴゾ島の真ん中ヴィクトリアにそびえたつ要塞チタデルCitadel見学(上の写真が全体像)。手入れが行き届いて、どこもピッカピカ。青い空に白い建物が映えて綺麗でした。

 

中心広場と大聖堂。

 

 

     

 

マルタ中にあったサボテンの向こうがこれから行くコミノ島で、明るいブルーの部分が一番楽しみにしてた「ブルー・ラグーン」 。 ワクワク。 その向こうの大きな島はマルタ島です。