妹の結婚式のケイト妃の服、今までで最悪・・・ブー

<20th May Sat>

サントリーニ旅行はあと2回で終わりの予定ですが、今回は遺跡巡りについて。青い海と白い家だけではないですからね、ここは。

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先史及び古代文明が栄えたサントリーニ島、遺跡見物も欠かせませんから、時代の異なる二つの遺跡を見学しました。

 

 

 

1 古代ティラ Ancient Thira (紀元前9世紀~ビザンチン時代)

 

フィラのバスターミナルから20分くらいでカマリ・ビーチに到着。目的地は山のてっぺんにある遺跡ですが、 歩いて上ると1時間近く掛かりそうなので、私たちは麓からのミニバス・ツアー送迎サービスを利用(往復10ユーロ)。でも、バス同様これも1時間に一本しかなく、しかもわざと時間をずらしてあるのか、往復ともカマリ・ビーチで時間つぶしをせざるを得ないので、火山灰の黒い砂浜でバスを待ちながらぶらぶら。

   

 

     

シーズンが始ったばかりなのでビーチはガラガラですが、あら、きれいに日焼けしたおねえさんがグラサン

 

山の真ん中にあるヘアピンカーブを上ります。

   

標高約370mまでこれがずっと続くのですが、レンタカー店で「危険だから止めとけ!」、と脅された程道は狭くなかったので、例え対向車に遭遇してもなんとかなりそうです。

 

頂上からは両側の海岸も見えて絶景。こちらはさっきまでいたカマリ・ビーチで空港も見えます。   

 

外して持って行けるものは博物館行きですが、ライオンや鳥のレリーフは残ってます。

     

 

ドキドキ嗚呼、これ、これ! 私が一番感激する古代ローマの劇場。真っ青なエーゲ海を背景に、遠くに島も見えて最高のセッティンググッド! ここでギリシャ悲劇とか演じられたのですね。ジーンおねがい  

こちら側は前日にレンタカーで回ったペリッサの海岸(→こちら)。

 

    

 

  

所々に説明があり、たしかこの屋根が二つの建物はビザンチン時代。

 

立派な古代都市でかなり広いのでゆっくり回ると2時間近く掛かります(それに合わせてミニバスのお迎えは2時間後)。日陰が全くないので、カンカン照りで暑かったり雨や風だと辛いですが、この日は爽やかなそよ風で最高の遺跡巡り日和。麓よりも少し涼しかったです。

前日にこの時間の無駄を避けるためにレンタカーしたのに閉鎖日だと気付いて行きそびれてしまい、気がそがれたのでここに行くのは辞めようとも思ったのですが、気を取り直して行って本当に良かったです流れ星

    

 

 

2 アクロティリ遺跡 

 

キクラデス文明の都市遺跡で紀元前1450年頃の大噴火で絶滅し炎、50年前の発掘調査で発見されましたが、噴火を予想して非難したのか人骨は全く発見されなかったそうです。 サントリーニは謎のアトランティス大陸の有力候補なわけで、その文明の高さは素晴らしいです。

ここはバス停から歩いてすぐだし、そんなに大きくないので時間も掛からないし、屋根が付いてるので雨でも暑くても快適に見学できるので、時間がなくてどちらかしか行けない方はこちらにどうぞ。私には3月にマルタ島で見た神殿遺跡と似てるので(→こちら)ちょっと新鮮味に欠けましたが、神殿だけだったマルタ島よりも規模は大きいです。

        

 

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フィラの街にある2軒の博物館も見学。アテネに持っていかれた出土品も多いようですが、フィラにも充分あり、遺跡見学が更に充実します。

 

   

先史ティラ博物館にはアクロティリ遺跡で発掘された壷やフレスコ画がゆったり陳列されてて雰囲気の良いミュージアムです。一つしか行く時間がないのであれば、こちらがお勧め。

壁画は南国らしい明るい色合いですが、私はこの「若い漁師」が一番好き。

 

    

 

    

黄金のヤギは小さいけど美しいし、壷にはエーゲ海らしく魚のモチーフがたくさん。

     

 

もう一つの考古学博物館は両方の遺跡の出土品を展示する小さなミュージアムで、よくある赤と黒のギリシャの壷などもありますが、印象に残ったのはこの男性の頭像のみ。後ろから見られるように作られたようで顔が無しってのがユニークゲラゲラ

 

あと一回で終わる旅行記、最後は夕陽で有名なイアの街についてです。

 

 


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