<12th Aug Sat>

お祝いロンドンでやってる世界陸上、日本チームはなんと男子4x100mリレーで銅メダルでしたね日本 初メダルおめでとうございます。 私は米国対英国の接戦に注視してたので日本チームどころかボルト選手が走り止まったのも生中継では目に入りませんでしたが。 そう、英国チームはまさかの金メダルイギリス女子チームも銀メダル取ったし、メダル獲得大不振から一気に抜け出られて、開催国としてやれやれ。

明日から1泊だけですがカントリーサイドでゴージャスに過ごしてきますカバン

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マリインスキーの引越公演5演目のうち最後のバヤデーレは連ちゃんで行きました。 2回分まとめて比較できればいいのですが、写真が多過ぎるので、まず初日の8月10日だけ。

 

バヤデーレは、オペラ「アイーダ」に似た筋書きで、インドが舞台のエキゾチックなお話。以前の記事(→こちら)をマリンスキー版に合うようにちょっと直すと、

勇敢な戦士ソロルは寺院の巫女で舞姫のニキアと愛し合っているのですが、マハラジャに気に入られて娘婿にしてやろうという申し出を受けます。奴隷の「アイーダ」を愛する将軍ラダメスはファラオの娘をオファーされてもきっぱり拒否するのですが、こちらのソロルはお嬢様も綺麗なのでホイホイと承諾。冷静で賢い若者です。

ニキアを横恋慕する大僧正がソロルとの仲を領主にばらしお嬢様も怒って、それなら邪魔者ニキアを亡き者にしようということで、哀れニキアは皆の前で踊りながら(これが結婚式?)毒蛇に噛まれてあえなくお陀仏。 その時に大僧正は二キアに「俺のものになるのならこの解毒剤をあげるよ」と助け舟(?)を出すのですが、ニキアは拒否。 女の方が胆が据わってます。

ここで終わったら二キアの出番があまりにも短いのですが、亡霊となって登場。生きているときはインド風のエキゾチック衣装なのに死ぬとなぜか西洋風の天使というかオデット姫風になるところがミソで、幽霊仲間をたくさん引き連れて白鳥の湖さながらのシーンが展開します。 ロイヤルバレエ版だとこの後色々あるのですが、マリインスキー版はここで終わってしまうので、物語りとして物足りないですけどね。

 

 

 

 

「舞台横からばかりじゃなくて、一回くらいは正面から全体を観たいものだ」、ということだったのでしょう、私にはお馴染みの正面立見が買ってありました。 ここで20ポンドはいつもより高いけど、全く見切れることなく完璧に見えるのはやはり嬉しいです。 古めかしいけどなかなか美しいセットだし、良い写真も撮れます。

 

今回のスター・ダンサーとも言える韓国人キミン・キム君はドン・キホーテ、Infraに続いて3度目ですが、これが一番良かったかな。 インドと韓国の違いはあっても彼の容姿がエキゾチックな設定にぴったりだし、なんと言ってもキム君が最も得意とすると思われるジャンプ力を誇示できる場面がありますからねアップ。シャープで軽やかで素晴らしかったです。

 

   

二キアは「あ~、又この人か・・」と言う私とトーチャンにとってはドン・キホーテ、白鳥の湖、アンナ・カレーニナに続いて4度目のヴィクトリア・テリューシキナ。6年前のロパートキナ(→こちら)には敵わないのは仕方ないとしても、お腹丸出しのこの衣装だと痩せ過ぎでまるで骸骨ドクロなのがわかって素敵に見えません。それに彼女を含む女性プリンシパルは今回3人見ましたが、皆さん年増だこと。

 

マハラジャの娘ガムザッティは可もなく不可もなく、印象に残ってません。

ゴールデン・アイドルは、上手だったけど、金ぴかじゃないとなんか地味だわねえー? 後ろに立ってるオカッパ頭の男性たちや少女ダンサーのいでたちにもご注目ゲラゲラ

幻想場面に出てくる白い衣装の35人(幽霊かも)の中でソロを踊る3人のうち二人は長久メイちゃん(左)と、キトリでとても上手だったレナータ・シャキロワ(右)で、小柄だけど光ってた二人。 

 

   

 

翌日は別の角度から、全く違う見方で楽しんで、半端じゃない数の写真撮りました(「半端ない」という言い方は大嫌い)。

 


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