<11th Jan Thus>

外食が重なって体が重い今日この頃。 そうなると、ジムに行くのも億劫になってしまうのか、行こうと思っても面倒臭くなって行けず終いになることが多くなるような・・。 でも、それでは今日の記事の歌手みたいになってしまうかもとぞっとして、今日は頑張ってたくさん泳いできました。

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暫くヒマでごろごろしてましたが、やっと今年の音楽鑑賞がスタートし、今週はコンサートとオペラで急に忙しくなりました。

 

まず、1月9日のウィグモア・ホール。

イギリス人テノールのアラン・クレイトンのリサイタルには絶対行くつもりでしたが、切符の売れ行きが悪かったので前以て切符は買わず、当日のシニア割引を狙ったところ、案の定、100枚以上残ってたので(これが割引にするかどうかの一応の基準のようです)始まる1時間前開始のジジババ割引(どの席もその日の一番安い値段で売ってくれる)で一番高い38ポンドを15ポンドでゲット。この値段ならトーチャンも連れてってあげられるので、E列を2枚頂きました。

 

 

 

 

   

 

イギリス人テノールの中では実力トップクラスのクレイトン君、この日も私の大好きなクリアな美声と素晴らしいテクニック、こまやかな表現で、とても水準の高いリサイタルになりましたアップ

すっかりウィグモアのレギュラーになった南アフリカ出身のピアノ伴奏者ジェームス君もいつも通りとても上手でトーチャンも感心してたし。

トーチャンはパーセルが英語だから言葉もわかるし一番楽しめたようですが、私は意味がさっぱりわからなくてもシューマンがベスト、次にシューベルトが気に入りました。彼のドイツ語は去年のROHのマイスタージンガーでも私にとってはベスト歌手だったし(→こちら)、発音が良いかどうかは勿論わかりませんが、響きが好きです。

 

でも、こんな素晴らしいコンサートなのに人気がないのは、やっぱり彼のルックスが影響してるのではないでしょうかねえ? えー?

ブタ見て下さいよ、この醜いお腹の肉、むさくるしい不精ヒゲ・・・むっ。 せめて、髪くらいとかして下さいよね。くしゃくしゃ じゃないですか。 舞台に上がる人はせめて不快感を与えないように努力する義務があると思うのですけどね。 食い気がなによりも勝ってこうなるのは百歩譲るとしても、彼の場合はあまりにひど過ぎて、バービカンで彼が出演予定だった日に近くでよれよれのジャケットとジーンズにくしゃくしゃのビニール袋提げて嫌そうに歩いてた男がいて、てっきり浮浪者かと思ったらクレイトン君だったことがありましたよ。折角可愛い顔立ちなのに、勿体なさ過ぎますパンチ!

   

 

目

しかし、

 

私が彼を初めて聴いて凄く気に入ったのは2009年12月のバービカンのコンサート形式の「オテロ」のカッシオ役で(→こちら)、今よりずっとほっそりしてた記憶だったのですがラブ、写真を見たら既にお腹が出てるじゃないですかガーン  ってことは、この醜いヒゲさえ剃ればこの頃とそんなに変わらないクレイトン君になれるってことじゃないの? 

彼は今年、グラインドボーンでサウルに出る予定で(→こちら)、私も行く予定なので楽しみなんですが、オペラはビジュアルが大切ですから、なるべく美しくして出て下さいよね。