<11th June Mon>

5月中旬からやってる新振付の白鳥の湖には既に3チームで4回観て、あと2チームに行く予定ですが、舞踏会の場面などは幕が開くと拍手が起こる時もあるくらい豪華で衣装もなかなか良いのです(私は男性ダンサーの軍服にラブ)。

 

でも、なんだか妙なことも起こってて・・・びっくり

 

1 6月8日

私が行けなくなった切符で友人が代わりに行ってくれたのですが(サラ・ラムとボネリ)、なんと、ハープ奏者がいなくて時間通りに幕が開けられず、アナウンスがあってから暫く待たされ、結局、30分遅れでスタートし、第一幕はハープ抜き、二幕目と三幕目は苦肉の策でハープ部分を舞台脇でピアノで演奏、最後の短い幕だけハープ奏者がジョイン。友人は立見だったのでオケピットにいた振付のリアム・スカーレットがパニックする姿とか見られて面白かったとは言え待ってるのが大変だったろうし、終演が11時近くになったので、途中で帰る人が続出したそうです。観客全員が迷惑蒙った大失態ダウン

 

2 6月1日

ROHは大改修工事中で、上階のバーが閉鎖になってて不便なので、その代わりにクロア・スタジオというイベントなどもする隅っこのバレエ練習場がインターバルだけバーになってるんですが白ワイン、臨時処置だからかどうか、「あと10分でインターバルが終わりますから、席に戻って下さい」、というアナウンスが入らず、いきなりスタッフが「いま始まります!It's about to start!」、と大声で叫びながら入ってきたので、のんびりドリンクしてた人たちがどっと飛び出していきました走る人

私も友人たちと楽しくお喋りしてて時間が経ったのに気付かず、大慌てで席に戻れなければならなかったけど、なんせ私の席はそこから一番遠いストールサークルの逆側ガーン。 走り出したら別のスタッフがトランシーバーで誰かに「あと2分待ってあげて下さい!」と叫んでたので、「ひえーっ! 2分で果たして戻れるかしらんゲッソリ」、と猛ダッシュDASH!DASH!。 廊下を必死で走り(着物じゃなくてよかった)、階段を駆け下りて、ハアハア言いながら席に着いたと同時に暗くなりました。隅っこの席だったから良かったですが、そうじゃなかったら大ヒンシュクだったし、この日だけ可愛いムンタ君のために(私としては)高い席を奮発したので、もしこんなことで見逃したら泣きの涙よえーん。 寸でのところで一部にせよ怒り心頭になりえた不祥事。 クロア・スタジオは広いし座るところも沢山あってゆっくりできるのですが、行かれる方は気をつけて下さいね。(ムンタ君は2回行き、写真の選択に時間が掛かるので少々お待ちを。とりあえず一枚)

 

3 6月9日

これは不祥事ではなく、理解に苦しむと言うか、「え~っ!?ポーン」、と失望したことなのですが、ナタリア・オシポワが、一番の見所である黒鳥のグランフェッテ(片足32回転)をしてくれずガーン、代わりに大きく円を描きながら超スピードで回ったんです。 実力ナンバーワンのオシポワのこと、誰よりも上手に32回転出来るはずなのに、なぜ? こっちの方が難しいってことはないと思うけど。 彼女は勝手に変えちゃうことがよくあるらしいのですが、よりによって、皆が楽しみにしてるのを裏切らなくてもいいでしょうに・・えー?。これまでにニュネツ、サラ・ラムと3人観て、はオシポワがやっぱり一番上手だと思ったのに、これですっかり減点ガックリ。 因みに、こうやったのはこの日が初めてではなく、数日前も同じだったようで、だとすると、責められなかったってこと? それとも、叱れても又やった?

オシポワの相手は大変だということですが、今回はマシュー・ボールが抜擢されてて、当然ムンタ君(ヴァディム・ムンタギロフ)には敵わなくても、頑張ってくれて、なかなか良かったです(カーテンコールの表情は硬かったですが)。 好みのタイプではないですけどね・・。

 

   

 

ところで、バレエに行き出してからやたら忙しくなり、このままではしんどいので、今後はROHでムンタ君が出る時だけに限定しなくてはと思ってた矢先、明後日(13日)のサドラーズウェルズ劇場でのバーミンガムバレエのロミオとジュリエット(マチネ)、佐久間奈緒さんがご主人の厚地さんと共演ということで、つい手が出てしまいました(→こちら)。