<17th Sept Tue>

今日から5週間、トーチャンは猫当番黒猫でムスメのフラットに日参。ムスメもBF君も出稼ぎ中なので。 私はこれを楽しみにしてて、一人で家でのんびりしようと楽しみにしてたのに、ちぇっ、今日はずっと仕事になっちゃった・・むっ 

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今シーズンのバービカン通い第一弾は9月9日(日)の午後3時。 ヨーヨーマ、カヴァコス、アックスという豪華顔ぶれのブラームス三昧のピアノ三重奏でした。

もっと室内楽コンサートに行きたいとずっと思ってるのに、他で予定一杯なので行きそびれてますが、この顔ぶれは見逃せないわけで、張り切って最前列ど真ん中の彼らから一番近い席を確保しました。 トーチャンも一緒。

 

 

アンコールは、シューベルトのPiano Trio No. 1 in B-flat major, D. 898 II. Andante un poco mosso 

 

当然の事ながら、素晴らしいレビューが並びました。クリックで記事に飛びます。

The Times ★★★★★

The Arts Desk  ★★★★★

bachtrack  ★★★★★

The Guardian ★★★★

 

 

ヨーヨーマとカヴァコスの二人が圧倒的な存在感でしたが(私の席からはピアノ見えないし)、二人は演奏中じーっと見つめ合ったり微笑あったり、まるで恋人みたいでしたぶちゅーラブ。特にヨーヨーマはうっとりベタベタラブ。そんな面白いものが見られただけでも(勿論演奏は素晴らしいし)、この席に座れてよかったとつくづく思ったことでした。

 

満面笑みでニッコニコか恍惚の表情のヨーヨーマとは比べるとカヴァコスはクールだったのですが、一度だけ、たしか一曲目の第一楽章の終わり、急に凄く悲しそうな顔つきになりましたしょぼん(かすかに嗚咽も聞えたかも)。 私の方を向いて座ってるカヴァコスが音符から目を離すと視線が私の所に落ちてきて何度か目が合ったのですが、その時のバツの悪そうな顔ったら・・むっ  それが近くに座る醍醐味ですから嬉しいのですが。

お茶目なヨーヨーマは、アンコールの時に、「あれぇっ、音符真っ白なんだけど、どうしよう・・」とおふざけ(開いたらちゃんと五線譜なんだけどにひひ

ブラームスの丁々発止の緊張と比べると、シューベルトの曲は例えばファミリーが自分たちが楽しむために合奏できるくらいの軽い曲なので、弾く方も聴く方も肩の力が抜けてリラックス。

最後は総スタンディング・オベーションで盛り上がりましたクラッカードンッ

 

カヴァコスって凄く長身なんですね。一人で立ってるとこしか見たことないので気付きませんでしたが。よく見ると、顔立ちも整ってる。

一方、8年ぶりに見るヨーヨーマ、さすがに老けましたね(62歳)。かつては東洋人でこれだけ格好良い男性は滅多にいないと胸キュンだったけど、60越しちゃあ仕方ないか・・。

 

 

      

 

 

ヴァイオリンとチェロを両方楽しめて楽しさ倍増なのがわかったので、これを機に弦楽四重奏とかの室内楽をもっと聴きに行きたいと思ったけど、まずこんな最高のを聴いてしまったら、後は失望するだけかしら?

 

指揮者のバーナード・ハイティンク先生もこの日いらしてて、終了後はバックステージを訪問なさいました。 ヨーヨーマが客席に誰かを見つけて興奮してたのは、彼だったかも。 お元気そうだったハイティンク先生は来年3月10日にバービカンで90歳記念コンサートでブルックナーを振って下さいます(→こちら)。

カヴァコスはユジャ・ワンと1月18日にサウスバンクでコンサート(→こちら)。

私は両方行きます。