<19th Jan Sat>

イギリス国がぐちゃぐちゃショック!になってるこんな時に「もし王室の主要メンバーになにかあったら大変だろうなあ」、とふと思ってたところに昨日の「エジンバラ公(女王陛下の夫君)が交通事故で車が横転」、というニュース(→こちらガーン。家来がいるのに97歳でまだ自ら運転してるのにびっくりですが、それだけ元気だってことでしょうし、怪我がなかったのは奇跡。ぶつかった車の人は怪我したけど軽症で赤ん坊も無事だったので、これは結局良いニュースなんでしょう。よかった、よかった。良いニュースで癒されないと先行き不安で辛いですからね。

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1月16日はバービカンでディアナ・ダムラウのリサイタルがありました。

一年前のカウフマンとのコンサート(→こちら)の時と比べるとほっそりして大人っぽい風情になりました(逆にカウフマンは太りましたよね)。

 

渋い緑色のドレス、素材はチープそうですがシルエットは綺麗で、動くと美しく波打って素敵です。

 

全て母国語であるドイツ語で、ハイライトはリヒャルト・シュトラウスのプログラムでした。

 

Diana Damrau soprano

Helmut Deutsch piano

 

Liszt Der Fischerknabe, S 292b No 2

Die stille Wasserrose, S 321
Der König in Thule, S 278
Ihr Glocken von Marling, S 328
Die Loreley, S 273 No 2
Wolf Vier Lieder der Mignon
Strauss Einerlei, Op 69 No 3
Meinem Kinde, Op 37 No 3
Ständchen, Op 17 No 2
Mädchenblumen, Op 22
3 Lieder der Ophélia, Op 67
Das Rosenband, Op 36 No 1
Wiegenlied, Op 41 No 1
Cäcilie, Op 27 No 2

アンコールは3曲。最後はRシュトラウスのモルゲン。

 

意味は全くわかりせんでしたが、彼女らしいピュアな美声で、時にはしっとりと時にはお茶目にと芝居っ気たっぷりに大熱演。トップソプラノの実力とスター歌手の魅力をご披露してくれて、レベルの高いリサイタルでした。 伴奏のドイツェ先生とも目配せしながら和気藹々。

細かい様子まで見えるのがかぶりつき席の良い所で、この日も最前列ど真ん中に座れてよかったとしみじみ思ったことでした。やっぱりこの席を確保するためにバービカンの上のレベルの会員であることは必要かな。 もうすぐ発表の筈の来シーズンのラインナップが楽しみ。