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2月11日からの3泊の友人とのパリ旅行、日中の予定は決めてませんでしたが、あまりに良いお天気だったので、13日はモンマルトルの丘に行ってみました。 

 

   

丘からの眺めはクリアなくて残念でしたが、ここまで来たら一応サクレクール寺院にも入ってみましょう。そしたら、尼さん達が祭壇で歌ってて、美声に聞惚れました。

   

 

   

有名なシャンソニエ「ラパン・アジル」には10年くらい前に着物で行ったっけ。歓楽街にあるムーランルージュの赤が青空に映えて綺麗。

   

モンマルトルに来た目的は、泊めて頂いてる友人お勧めのモンマルトル博物館。 知りませんでしたが、観光客で混んでるサクレクール寺院から近いのに静かでこじんまりして、とても良い博物館でした。日本語のオーディオ・ガイドもあり。お花が咲く季節だともっと素敵でしょうね。

   

お庭が見えるカフェもあり。この日は外で日向ぼっこしながらお茶してる人もいました。

    

シュザンヌ・ヴァランドンと息子のユトリロが暮らした建物が博物館になってて、当時のモンマルトルの様子がよくわかります。

   

広いアトリエがそのまま残ってて、芸術家の街らしい風情あり。

   

 

このぽかぽか陽気でお墓参り日和ですから、15分くらい歩いてモンマルトル墓地にも行ってみましょう。途中のPlace Dalidaというちょっとした広場にシャンソン歌手のダリダ(1933-1987)の像がありました。アラン・ドロンとの「甘い囁き」(パローレ、パローレ)→こちらは大好きだったし、オッパイ触っちゃいました。Youtubeは→こちら

   

モンマルトル墓地に来るのは少なくともこれで3度目ですが、今回は埋葬されてる有名人リストと大体の位置が書いてある大きなラミネート表が置いてありました。一昨年ペール・ラシェーズでなにもなかったのに比べるとなんて親切なんでしょう。

 

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でも、ここまで資料があっても、お墓に印があるわけではないので、近くにいても見つけるのはとても難しいです。立派なお墓が所狭しとぎっしり並んでるので。

探してみようとリストアップしたのはアルファベット順に、作曲家ベルリオーズ、歌手ダリダ、画家ドガ、作曲家デリーブス、作家アレクサンドル・デュマ、作曲家アレヴィー、詩人ハイネ、画家ギュスタフ・モロー、バレーダンサーのニジンスキー、作曲家オッフェンバッハ、作家スタンダール、映画監督トリュフォー、作家エミール・ゾラの13人でしたが、、二人で必死で探して、結局見つかったのは以下の5人だけ。

 

      

ニジンスキー。こういう目立つお墓だと見つけ易いですけどね。

   

     エミール・ゾラ               ジャック・オッフェンバッハ

 

   

   ハインリヒ・ハイネ               レオ・デリーブス

 

お墓の姿がかわかっていれば見つけ易いでしょうから、お目当ての方がいれば前以て写真を探しておきましょう。 色んな時代の立派なお墓がたくさんあって、そぞろ歩きするだけでもロマンチックですけどね。

 

というわけで、この日は観光客のいない静かなモンマルトルを楽しめたし、夜はフォークト様のルサルカ(→こちら)も観られて、充実したパリの一日でした。