<20th May Mon>

黒猫ムスメの飼い猫キキちゃんがなんと2週間前から行方不明だそうです叫び  キャット・フラップで勝手に外出できるので、こういうことも覚悟してたんでしょうが、私だってやっぱりショックしょぼん。どこかでもっと可愛がってくれる人が見つかって幸せに暮らしてると願うしかないです・・。

色々あって忙しかった週末が無事終わり、やれやれですが、その前に今夜のコンサートを先に済ませましょう。

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今夜はバービカンでサイモン・ラトル夫人であるチェコスロバキア出身のメゾ・ソプラノ、マグダレーナ・コジェナのリサイタルがありましたが(→こちら)、ここでこんなガラガラだったことは初めてというくらい少ない客の入りで、後ろの方の安い席を買った人はアップグレードしてもらってうんと良い席に座らせてもらったそうです。なるほど、売れ行き悪いコンサートはそういう手もあるわけね。 私はいつもの最前列ど真ん中でハッピーでしたが。

 

 

ピアノ伴奏はソロピアニストとして活躍してるイエフィム・ブロンフマンだったのに、切符がこれほど売れなかったのは、曲目が地味だったせいじゃないかなあ。

でも、とても質の高い良いコンサートでした。前半のブラームスはまろやかな優しい声で、後半は切れの良いシャープな声で、歌詞を追わなかったので意味はさっぱりだったけど表情豊かに演じてもくれて、全く退屈しませんでした。アンコールはシューマン。空席多くても、彼女自身は幸せそうでした。

来週46歳になるコジェナ、久し振りに見たら顔にしわが増えて老けた印象でしたが、凄い美人であることには変わりなし。歌の実力も美貌もガランチャとかには決して劣らないのに、なぜこんなに人気に差があるでしょうかねえ。

   

彼女自身の素質は良いのに華やかさ不足なのは、ドレスのせいもあるに違いなくて、いつも野暮ったいのよねえ。今回はいつものようにゴテゴテじゃなくてデザインは悪くないけど、なんて下品な色とチープな素材アセアセ

 

尚、これまでの彼女のバービカンでのリサイタルはこちら。ドレスのセンスの悪さと段々老けていく姿がよくわかります。

2006年

2008年

2014年(妊娠中)

 

私は彼女が好きだし、子育てに忙しいでしょうけど、もっとオペラに出て欲しいです。たしかROHには2008年のチェネレントラ(→こちら)以来ご無沙汰だなんて残念過ぎます。ロンドンに住んでるのでしょうに。