<2nd July Tue>

トーチャンとムスメは午後にスパイダーマン映画を観に行ったけど、私は今週は仕事が忙しいので一緒に行けず。 若いトム・ホランド君大好きだし、観たかったなー。すごく面白かったそうです。

夜は3人で女子サッカーW杯の準決勝イングランド対USAをTV観戦。負けちゃったけど。そう言えば、ウィンブルドンテニスも始まったのに、全く観られず。ただでさえ忙しいのに、例の盗難事件に巻き込まれたせいで警察とホテルから色々連絡あるしね。

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1ケ月経ってしまったけれど、6月の一泊フランクフルト旅行の観光編も手短に残しておきます。自分が老後に読んで懐かしむために。

 

フランクフルトの見所は全て駅から歩いていけるのが便利ですが、6月1日(土)は昼前にフランクフルト中央駅横の東横イン(→こちら)に早くチェックインして、まず2時間ほど昼寝しぐぅぐぅ、ゲーテの生家を見学。

 

詳しくは→こちらをご覧下さいですが、街の真ん中に彼が生まれてから青年期までを過ごした家が博物館「ゲーテハウス」。

1749年に生まれ16歳で大学に入るまで過ごしたこの両親の家は17世紀に建てられ、父親が増築した4階建ての大きな家で、華美ではないけれど知的な雰囲気。第二次世界大戦では大きな被害を受けた後に修復され、当時の裕福な生活ぶりがよくわかる見応えのある立派な屋敷です。たしか日本語のオーディオガイドを聞きながらゆっくり見学しました。

 

特に各階の広い踊り場が気に入りました。

 

 

音楽室

お母さんの部屋

妹の部屋。

本ゲーテがこの部屋で執筆したそうです。

 

ドイツ語全くわからないのでちゃんと理解出来ませんが、オペラでもファウストウェルテルでおなじみだし(ROHでファウストはつい最近、ウェルテルはこの秋にフローレス王子で上演)、小学生の時は少女小説「君よ知るや南の国」が大好きだったっけラブラブ。さらわれてサーカスに売られた少女が、ハンサムな青年詩人(ゲーテ自身がモデルでしょう)に危機を救われてイタリアのお屋敷で静養してる時に「私は小さい時にここにいたわ。懐かしいイタリア」と思い出し、お金持ちの実の父親とも再会するというシンデレラ物語に日本の田舎の庶民の少女はそりゃ憧れるわよねえ。今回ゲーテの家を訪ねて、暗いドイツでイタリアに対する憧れを感じながら過ごしたゲーテの気持ちがよくわかるような気がしました。

 

夕方オペラハウスに行くまでにまだ時間があるので、歩いてすぐのレーマー広場(→こちら)へ。

でも、週末の広場は駄目ですよね、なにがしか催物があることが多く、そうなると美しい広場の全体像がわかりません。この日はこの辺一帯、消防士さんの大イベントがあり、大変な人出でした。30度近い暑さの中、着ぐるみは気の毒。

 

広場に面した旧市庁舎に入れなかったのは残念。

 

フランクフルト観光編はあと一回、美術館見学をアップする予定で、写真は既に選んであります。