<1st Aug Thus>

日本でお世話になった方たちに御礼と写真を送っているのですが、「猛暑が始まった途端にイギリスに帰った貴女はなんてラッキーなの。私たちはこんなに苦しんでるのに・・メラメラ」という皆さんの悲鳴が届いて、申し訳ない気持ちで一杯。「今日のロンドンは晴れで最高25度くらいで湿気のない爽やかな夏の日でした」、なんてとても言えませんが、心の底から暑中お見舞い申し上げます。私が16日から日本にいた2週間、前半はまだ梅雨で涼しくて、雨がよく降ったけど傘が必要だったのは5分間だけだったってのも妬まれるかしら・・。

一昨日ロンドンに戻った翌日から仕事で午前中だけ働いて規則正しい生活してるし、お陰様で夜はぐっすりたっぷり寝てるので不気味に元気なのですが、年食ってからはなぜか時差ボケが3日くらいしてから起こるので、そろそろがくっと来るかも・・。

もう一つ修正が必要なのは体重ですが、二晩夜食を取らずに熟睡して、元に戻りました。持ち帰った海老せんべいを食べ出したら、又すぐ太るんですけどね。

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今回、生まれ故郷の常滑(とこなめ)の滞在中は陶芸家の匂坂三恵子さん(さぎさかみえこさん)のお宅に泊めて頂きました。私の実家は陶芸とは関係ないし陶芸してる友人もいないので縁がなかった私にとって、常滑での焼き物暮らしを垣間見る良い機会と、ロンドンで一度しかお会いしたことないのに図々しくご好意に甘えさせて頂いたのです。

 

同世代で夫が英国人という共通点もあり、あれこれお喋りしたり日帰り温泉にご一緒したり(→こちら)カラオケで英語の歌を歌いまくったりと楽しい時を過ごしましたが、観光客が訪れるやきもの散歩道(→こちら)に近い三恵子さんのギャラリーを紹介しますので、常滑にいらした時は是非お寄りください。HPは→こちら。

 

名古屋のノリタケ・ギャラリーで定期的にご主人と二人展をされ、リチャードさんが亡くなられた後は三恵子さんお一人で展示会なさっているのですが、お宅でイケメンだったご主人の写真や作品が拝見できます。お二人でテレビ出演なども何度かなさった名物カップルだったに違いないですが、なによりも、他所からいらして常滑に長年滞在して下さってるのが一番嬉しいです。

 

やきもの散歩道で一番美しいでんでん坂のすぐ下にある広いお宅は古い家で、「そうそう、うちもこんな感じだったわ」、とまだ常滑にいた時のことを思い出させてくれて懐かしさ一杯でした。

 

 

 

 

 

  

特に犬好きではない私をしっぽフリフリ柴犬のレオ君は好いてくれて、犬のいる生活を経験することもできました。

 

 

レオ君の朝の散歩に同行。やきもの散歩道は家族と何度か来たことありますが、専門家と一緒だと陳列されてる陶器の作家さんの説明もして頂けて知識が増えました。

 

 

尚、陶器は常滑では焼き物であって、瀬戸物と呼んでは駄目ですよ。瀬戸はライバルですから。