<24th Sept Tue>

今日はROHの厄日でしたねおーっ!。日本公演でファウストに出てるヴィットリオ・グリゴーロがなんとカーテンコールで痴漢したとかでROHで謹慎に。ROHではフローレス王子の「ウェルテル」で字幕が故障してたそうで、途中で帰って人が続出したそうです。

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昨夜はアグリッピーナ、一昨日はドン・ジョヴァンニで、写真を選ぶのに時間が掛かるので少々お待ち下さいですが、今日はその作業が不要なミュージカルについて手短に。

 

今夜、ソーホーの劇場街中心にあるギールグッド劇場Gielgud Theatreに初めて行きました。

 

レ・ミゼラブルのstated concert(→こちら)は8月12日から11月29日までですが、ちょっとしたセットがあって皆ちゃんとそれらしい衣装着てたので、お芝居として充分盛り上がりました。カットせずにやったと思いますが、演技はフルではなく、例えば撃たれて死んでも倒れないとか、あっさり。歌が終わると拍手はするし、手拍子したり一緒に歌ったりと、このミュージカルがいかに愛されてるかがよくわかりました。

 

マイケル・ボールマット・ルーカスアルフィ・ボウという豪華キャストなので切符代が凄くて、一番高い席はなんと240ポンドとROHのオペラ並みですが叫び、幸い私は横の上から見下ろす15ポンドの席が買えました(もう高い席しか残ってません)。

 

ショボーン嗚呼、だけど、おめあてのアルフィ・ボウAlfie Boe(ジャン・バルジャン)が病欠って、オペラじゃあるまいし・・えーん。中年女性ファンたちががっかりしてました。代役はダブルキャストのJohn Owen-Jonesでしたが、声に魅力のないおっさん。

 

でも、まあ15ポンド分は十二分に楽しめたのでいいことにしましょう。 

 

 

 

ミュージカルって写真禁止だと思ったのでカメラ持ってかなかったのですが、撮ってる人が叱られてる様子もなかったので、私もさくっと。スマホで急いで撮ったのでひどい写真ですが。

ミュージカルは切符代が高いのでなかなか行けませんが、こういうの聴くと行きたくなりますね、そりゃ。

でも、これに200ポンド以上出せるのなら、ROHで良い席でオペラ聴いて欲しいです。