<10th Nov Sun>

日本お祝い天皇皇后両陛下のパレードが無事に終わってよかったですね。素晴らしい秋晴れだったようですし。こういう時に王室や皇室の存在意義がわかりますよね。

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バレエ記事が続いて申し訳ないのですが、明日からまたしばらくほぼ出掛けっ放しでブログ書いてるヒマはないでしょうから、どうしてもというのから片付けると、これになっちゃうんですよね。

 

11月9日(土)のマチネのThe Sleeping Beautyは、金子扶生(フミ)ちゃんが彼氏のリース・クラーク君Reece Clarkeと(私の知る限り)初めて主役で共演。しかも2回やるうち一回はスクール・マチネなので一般客が観られるのはこの日のみとあって、ロンドンのバレエファン(一応私も端くれ)が集結。花束もたくさん。

 

緊張してたに違いないですが、扶生ちゃんらしい安定感のある凛々しさと、リース君のスケールの大きさで、素晴らしいパフォーマンスでした。 思えばこの二人は入団以来ずっと見守ってきたわけで、扶生ちゃんは最初から上手で将来有望なのは明らかだったけど、リース君は後ろでその他大勢のうちの一人として立ってるだけで目立つ長身美男子ではあってもシャープな動きが出来なさそうだし、果たしてどこまで成長できるか、正直あまり期待してませんでした。 最近のリース君の目覚しい成長振りは、きっと扶生ちゃんと励まし合って頑張ったのも一因でしょうね。

 

二人揃ってプリンシパルになれる日が来るのを楽しみにしてます。でも、そうなれても身長を考えると二人の共演は多くないでしょうから(リース君は大柄な女性の相手として貴重なので)、そういう意味でもこの日はファンにとっても貴重なパフォーマンスだったわけです。

 

一緒に踊れて嬉しそうな二人、きっとカーテンの奥に二人で何度も引っ込んだ時に嬉しさ全開だったことでしょう。

実生活でのカップルの共演ということで忘れられないのが2017年3月の小林ひかるさんとフェデリコ・ボネリ夫婦の眠れる森の美女ですが(→こちら)、あの時はひかるさんが引退まじかで、子供もいる安定した夫婦の感慨深い最後の共演でしたが、扶生ちゃんとリース君はこれからの若いカップル。対照的な状況での共演ですが、どちらもお互いを見交わす表情にはほっこりします。

 

眠り姫には来年もう一回、ムンタ君の日に行きますが、王子様が出てくるのは最後の方だけで1時間40分も待たなきゃいけないので、それだけ観に行こうかと思ってます。最近バレエは立ち見が多いのですが(この扶生ちゃんペアもそうでした)、観たいのはムンタ君だけですから、それまでに疲れてしまうのが嫌。

 

ブルーバードb-はアンナ・ローズ・オサリヴァンとジョセフ・シセンス。

わーい、大好きなカルヴィン・リチャードソンだ。前衛ダンスが得意だけど、こういう古典的なのも上手じゃないのチュー

 

 

 

以下、似たような写真ですが、折角たくさんの中から選んだ扶生ちゃんの晴れ姿なので、たくさん載せときます。