<22nd Dec Sum>

カラオケ昨夜は10数人でカラオケ&お喋りして、帰宅したのは午前2時でしたが、金曜と土曜は私が使う地下鉄路線はオールナイド運行なので問題なし。こんな時間に乗ったのは初めてですが、本数が少なくてガラガラかと思いきや頻繁に来るし、クリスマス前最後の土曜日のせいか、なんとラッシュアワーとほとんど変らないくらい混んでました。

オペラやコンサート、着物お出掛けの一年のまとめをするのはまだ少し早過ぎるので、今や時の人となった16歳のグレタ・トゥーンベリ嬢のお母さんと一緒に撮った写真を自慢しちゃお。

-----------------------------------------

 

2010年9月にウィーンにオペラ遠征した時に、アン・デア・ウィーン劇場でマレーナ・エルンマンMalena Ernmanをステージドアで待ちました。その時の様子は過去記事でご覧下さいですが(→こちら)、そうなんです、グレタちゃんのお母さんは実は一流のオペラ歌手だったんです。

 

過去形になってしまうのは、残念ながら長い間オペラ活動はしてないからで、グレタちゃんがかなり前から熱心な環境問題活動家だったマレーネ様はしばらくは飛行機に乗らずに済む地元スェーデンでの活動に制限してましたが、まだ49歳なのにそれすら止めてしまったのかしょうか。 

マレーナ様は長身で美貌で歌唱力もあるメゾ・ソプラノで、特にズボン役が魅力的だったのに、オペラ界にとっては残念なことですが、この母にしてあのグレタちゃんなわけですから、世界に与えた影響は計り知れないですよね。母娘関係でこんな記事もあり→こちら)、それによると、グレタちゃんのお父さん(俳優兼作家、プロデューサー)は例の大西洋ヨット横断にも一緒に行ったらしいのですが、彼の先祖は地球温暖化関連のノーベル賞の受賞者だそうです。まさに環境問題のサラブレッドのグレタちゃん、なるべくしてこうなったのでしょうね。

(追記:グレタちゃんのお父さんがBBCのインタビューに登場して、グレタちゃんが率先して活動をはじめたそうで、両親は反対したそうです。そのことを記事にしました→こちら)。

 

オランダ在住でロンドンにもちょくちょくいらして下さるレイネさんはマレーナ様の大ファンであちこち追っ掛けてらしたのが私がこの時ウィーンに行ったきっかけで、遠征をご一緒するのはこの時が初めてでした。マレーネ様とはすっかり顔なじみのレイネさんと二人で着物姿にマレーネ様がとても喜んで下さったのも凄く嬉しかったです。

  

 

この時観たのは、チェチリア・バルトリとの共演のヘンデルのセミレでしたが(→こちら)、オペラも楽しめたし、アン・デア・ウィーン劇場のすぐ隣にあるベートーベン・ホテルの部屋からはウォーミングアップする声が聞えることもあると聞いてたので、期待しながら窓を開けて着物に着替えてたら、本当にマレーナ様の声が狭い道を隔てて聞えて感激したのも嬉しい思い出です。あれから来年で早いもので10年。

 

マレーネ様がロンドンに来てくれたのは2010年10月の一度だけでしたが、バービカンでのダイドーとエネアスをかぶりつきで聴けました(→こちら)。

 

 

↑↓  マレーナ様の十八番、ヘンデルの男役2つ。

 

カウフマンに英語でインタビュー。

マレーネ様は2009年にはユーロヴィジョン・ソング・コンテストにも出場し、異彩を放ったパフォーマンスでした。

 

こんなぶりっこしてて可愛いのもありました。有名なオランピアのお人形さんアリア。