<23rd Jan Thus>

お気楽生活の私にとって、緊張するのは人前でお琴を弾く時だけですが、今日その機会があり、なんとか無事に終わってやれやれという気分。たまに緊張するのは良いことだしえっ、直後の開放感は格別チョキ

 

 

英国日本人会(Japan Association)の一部である紅葉会もみじという集まりの午後の新年会で弾かせて頂きました。JA会員であっても滅多に参加しない幽霊部員の私ですが、一年後にリタイヤしたらお仲間にして頂きたい年上の元気なお姉さまが沢山いらして、いつもエネルギーを頂きます。 今日は85名の参加で、これまでで最多だったそうです。

 

 

お弁当こんな豪華で美味しいお弁当も頂きました。 「色んなものが少しづつ食べられるのは嬉しいよねー。 あら、帆立(レンコンで隠れてる)も入ってる、ゴボウ(パセリでよく見えないでしょうけど)」、とかワイワイ言い合って一緒に頂くと更に嬉しい遅めの日本食ランチ。

 

 

ろくに練習しないのでレパートリーが全く増えなくて、「六段の調べ」、「森の郭公(かっこう)」、「四季の小学唱歌」といういつものやつばかりですが、3曲目は、春が来た/春の小川/おぼろ月夜/茶つみ/夏は来ぬ/虫の声/もみじ/旅愁/雪やこんこん/冬景色の10曲メドレーを皆さんが合唱で加わって下さって音譜、とても嬉しかったです。

静かに調弦できる別室がなかったので、弾きながら微調整という情けない状況だったのと練習不足で(一昨日、停電したし)、満足な出来とはとても言えませんが、楽しんで頂けたようだし、これで私のことを覚えてて下さったらいいなあ。

 

私の琴演奏で合唱になったのは、この会では毎回懐かしい日本の歌をピアノ伴奏で皆さんで歌うという習慣があるからですね、きっと。今日は「富士山」、「かあさんの歌」、「ふるさと」の3曲でしたが、長年外国で暮らす私たちがそれぞれ懐かしい日本のことを偲んで合唱するって、結構じーんとしますよおねがい

 

尚、皆さんにお琴を運ぶの大変だったでしょ、とねぎらって頂いたのですが、これは地下鉄と徒歩で運んでくれたトーチャンに感謝。会場はTottenham Court Road駅近くの教会だったので、3時間半をすぐ近くの大英博物館で過ごして、帰りも手伝ってくれました(実は私も昨日は夜の飲み会までの時間潰しに大英博物館で午後ずっと過ごしたのでした。イスラム・アート展は点数が少なくて期待外れだったけど)。

 

と言うわけで、今日は日本日本な日でしたが、明日はコンサートまでの時間潰しに日本映画に行ってみよかな(「天気の子」Weathering with Me)。

 

   

コーディネートの備忘録。新年会ですから、やっぱり訪問着で。 お着物の方も何人かいらっしゃいました。