<27th Feb Thus>

昨日はROHの夏シーズン、今日は久し振りにメンバーになったサウスバンクの来シーズン一年分の切符ゲット。バービカンの来シーズンも発表になって、どれに行こうか迷うのに忙しくてブログ書いてるヒマなかったわあ。来年の今頃はリタイアしてる筈なので、行きまくる~アップ

暗いコロナ・ニュースにうんざりの毎日の中、久し振りにハリー王子が最後の公務のためにイギリスに来てて、もうすぐメーガンも来るってことなので、又明るい話題で盛り上がれそうです。商標に「ロイヤル」使用禁止と言われてむくれまくってるメーガンがイギリスで最後にどんなことしでかすか、楽しみ~。

今日はV&Aでいよいよ始まるキモノ展(→こちら)のメンバーズ・プレヴューに着物仲間たちと連れ立ってワイワイ楽しかったですが、それはまたゆっくりアップすることにして、まず先週末の着物お出掛け。

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2月22日の土曜日はノース・フィンチリーにある教会で津軽三味線のコンサートがありました。 ゴージャズな国会議事堂での正装ディナー(→)と対照的なカジュアルなコーディネートにしましょ。教会の中は寒いかもしれないのでアンサンブルの羽織も。

    

 

     

私が真っ赤な羽織で行くのなら私もと仰った着付けのAさんのもっと真っ赤なレトロなバラの柄の長羽織。日本人が多い所なのに二人でえらく若作りになっちゃったけど、カラフルさでは私の負け。

   

お馴染みの着物仲間のお二人はコンサートの立役者で、ソロ演奏もなさったKさんの華やかな花柄小紋と、創作ダンスの斬新な着物風衣装を担当なさったMさん(国会議事堂でもご一緒でした)のシックな装い。

 

一川響さんの生徒さんたちの7回目のコンサートですが、私は初めて拝聴。色んなレベルの生徒さんですが、上級者がたくさんいて、そのレベルの高さにびっくり。3年前にもいらしたAさんによると著しいレベルアップとのこと。ほとんどが津軽じょんがら節とか伝統的な日本の音楽でしたが、その枠を超えて、きっとこのグループからあらたな進展があるでしょう。イギリスでは大活躍の響さんですが、ベルリンにも多くの生徒さんがいらっしゃるそうで、今回は8名が参加。 ヨーロッパで花開く津軽三味線、実に素晴らしいです。

 

実は私、日本で三味線を数年間習ったことがあるのですが(お琴を教える資格を取るためには三味線も出来なきゃいけなかったので)、地唄三味線って優雅だけど退屈なので、小回りが利いてエネルギッシュな津軽三味線がいつも羨ましかったです。

 

フィナーレの全員集合。

 

ドイツベルリン八人衆。

   

Rambert School of Ballet and Contemporary Dance卒のふくださとこさんが響師匠と現代ダンスのコラボ。

   

響さんとはいつも一緒に出演なさる演歌歌手の望月あかりさんは、司会だけでなく、津軽三味線の伴奏で一曲歌って下さいました。

   

この会に誘って下さったKさんは津軽よされ節をソロ演奏。やっぱり着物はサマになりますよね。

   

ドイツからの可憐な少女の着物姿。おそらくハーフの少年二人も可愛くて。

   

着物姿の男性は中国人ですが、上級の二人の津軽じょんがら節の掛け合いは素晴らしかった。

ベルリンからの三人組の黒い三味線!

 

強風の中、バスを乗り継いでいくのは大変だったけど、大好きな津軽三味線の迫力ある演奏は素晴らしくて、来年も是非また行きたいです。超お勧め。