<21st Mar Sat>

コロナの驚異でイギリスもどんどん制限が厳しくなり、遂に学校も閉鎖。レストランやパブやジムも閉まったし、スーパーはあれこれ品薄。イギリス人が(ロンドン人はイギリス人は少数派でしょうが)こんなにパニックするとは思ってもみなかった・・・。

 

まだ外出禁止にはなってないけど(外出自粛を守らない若い人が多いので、もうすぐそうなると思うけど)、来週から全員自宅勤務という会社の方針に従うべく段取りでバタバタしてて、昨日は自宅勤務の日なのに会社に2度も行く羽目にショック!。IT関連の設置が厄介なので、元ソフトウェアのデザイナーだったトーチャンが頼りになります。 嗚呼、こんなことになるのなら、ちょっと前に辞めておけばよかったと後悔する毎日だけど、辞めようかなと思うと同僚が妊娠したりとかで辞められなかったから仕方ないか・・。 ま、コロナ失業手当が貰えるとは思えない職業のムスメに経済援助が必要な時に役立つと思えば、カーチャンは頑張れるし、働きたくても出来なくて困ってる人が多い中、私はラッキーと感謝しなければかも。

因みに、先週アイルランドに出稼ぎに戻る予定だったムスメは、結局ロンドンに留まったと聞いてほっとしてます。今はこっちの方が感染の危険高いけど、やっぱり自宅が安心。折角近くにいるのに明日の母の日に社交自粛のため会えないのは淋しいけど。

 

音譜音譜

閉鎖されたオペラハウスやコンサートホールやオーケストラ等がたくさん画像提供してくれてるのに、コロナのせいで更に仕事が忙しくてろくに観てられないのが一番口惜しいのですがしょぼん、隙をみてちょこちょこ観てます。メトとウィーンは日替わりメニュなので頑張って朝早く起きたりするし。メトはやはり全ての面で豪華で、トロバトーレのネトコちゃん(一番人気ソプラノのアンナ・ネトレプコ)はさすがだし、新プロダクションの椿姫(ダムラウとフローレス王子)も素晴らしかった。今日の連隊の娘は、同じプロダクションのをロンドンで同じ顔ぶれ(デッセーとフローレス)で何度も生で観てるのでさすがにこれはいいかな思ってたのだけど、顔のアップとか細かい所が見えて生とは違う楽しみ方ができて面白いので見入っちゃっいました。「あーっ、違う違う!、見て面白いのはそこじゃないから、別のとこ映さないと!」、とつっこみたい場面もあったけど。

今夜は来週末にモナコに追っ掛けする予定だったご贔屓テノールのマキシム・ミロノフのチェネレントラ(=シンデレラ)がウィーン国立劇場でアップされるので、楽しみ。さっきアラーニャのトスカもざっと観た。

 

運動不足解消に、午後はトーチャンと近所を散歩。道路の両側に延々と続く水仙の群生がピークできれい。小さなスーパーに寄ったら、食べ物はそこそこあったけど、明日の母の日のためのお花ブーケ1がどっさり余ってて哀れショボーン