<7th June Sun>

ぴかぴか過ぎたバカ陽気の5月が終わり、この2、3日ぐっと温度が下がってイギリスらしい天気になり、待望の雨も少し降りました。霧Woodlandを歩きながら聞く風の音も、久し振りに濡れた草の上を歩く感覚も新鮮。

そういう身近な自然に感動してるうちに、お陰様で長引くロックダウンの中、あっというまに又1週間が過ぎました。時折、「あー、飽きた、こんな生活えーん」とちょっと感じることもありますが、平日は仕事と世界中の歌劇場のストリーミングを追うだけで精一杯でなにも考える必要のないのが妙に心地よくて、週末もだらだらyoutubeしてても、「仕方ないじゃーん、これしか出来ないんだから」、と罪悪感なく開き直れるのも楽でいいわ。何を着ようか考えなくてもいいし、運動不足は毎日の散歩で解消してることにして、野菜たっぷりのおうちご飯で生まれて初めて毎日快便なのも嬉しい。外出規制になる前からの自宅勤務はちょうど3ケ月となり、問題の多いIT面でトーチャンに大いに助けてもらってなんとかなってるし、一時ほど大変ではなく、たいていの日は6時には終了。暫くこれが続きそうですが、良い点もあるので別に構いません。

 

因みに、トーチャンは毎日してるかと言うと、ロックダウンの最初は私がお勧めのオペラを飛ばさずにしっかり観て楽しんでましたが、どうぶつの森という人気ゲームが届いてからはずーっとそれに熱中爆  笑。通常でも超ヒマ人のトーチャンにとっては私がずっと家にいる以外は以前と変わらない生活の上、暫くはこのゲームで充実してるようです。

 

トーチャンも私も暗いばかりのイギリスのニュースをあまり見ないのも精神衛生上いいことかも。コロナはピークは越したってことですがなかなか毎日の死者数は減らないし(いま4万人を超したところだけど、本当はもっと多いという話も)、アメリカの人種差別と元植民地である香港の問題ももろにとばっちり受けてるし、EU離脱も大事な局面らしい。日本の様子はよく知りませんが、イギリスに比べればうんと平和でしょうから、羨ましい限り。

 

今日は私が生まれ育った陶芸の街、愛知県常滑市(とこなめと読むが、地元ではとこなべと言う)を舞台にしたアニメ映画をご紹介します。 泣きたい私は猫をかぶる(英語題名はA Whisker Away)→こちら。今週劇場公開の予定だったけど、代わりにNetflixで6月18日に世界発信されるそうですので、機会あれば是非どうぞ。

と言いながら、我が家はNetflixは入れてないので観られないのですショボーン。 私が退職したら入れようと思っているのですが、今入れても観てる時間ないしね。 ムスメは観るでしょうから、アニメに詳しい彼女の意見が楽しみです。

自分のふるさとが映画になるなんて嬉しいですから、長く愛される作品だといいなあ。

 

常滑と言えば、映画のポスターにもなってる土管坂。  1989年11月(ムスメは2歳)。あっ、お誂え向きに猫が三毛猫

↓ 1991年5月(3歳)。

 

映画は少女が猫に変身するというストーリーのようですが、そりゃ、常滑は招き猫の産地で、観光用にこんなでっかいシュールなモノもあります。