<10th Mar Wed>

メーガンのことをぼろくそにけなして批判された司会者が番組の途中で席を立ってそのまま辞任したり、まだ騒ぎは続いています。

コロナ犠牲者はワクチンのお陰で減少気味なのもあり(昨日は新規感染5,926人、死者190人)

 

人種差別はデリケートな問題ですが、されてると思う人の気持ち次第ですよね? 私だって本来は白人の国であるイギリスに長年住んでる黄色人種、捉えようによっては差別と感じる時もあったでしょうが、一度もそう思ったことはありません。同じ扱いをされて差別だと感じた友人もいて私は鈍いと呆れられましたが、鈍くて結構、その方が幸せだし、私がそう思わないのは、鈍いだけではなく、劣等感がないからだと思ってます。

 

今回のインタビュー番組で一番問題視されたのは、「アーチーの肌の色を懸念する王室メンバーによる発言があった」と言うことですが、公発言でなく家族の会話で、メーガンのいる所で言ったわけでもなく、目の色や髪の色を話題にする程度のだったのかもしれないでしょ? これも悪いのはハリーで、メーガンが嫌がる事は自分だけの胸にしまっておくべきだったでしょう。そう言えば、新婚時代、義母がトーチャンが私について悪く言ったと彼が私に言った時、「お義母さんが私のいない所で何言うのも自由だけど、それを私に言わないでよね」と怒ったことがありました。必要でない限り妻が不快になることは言うべきではありません。それとも、ハリー夫婦の場合、その時は言わなかったけど、二人で「王室にショックを与える材料が欲しいけど、なにかないかな?」となった時に「実はこういう事があったんだ」、ということだったのかも。

 

なんでも悪い方に取ってしまうから、「肌の色のせいで息子がプリンスの称号をもらえない」という印象を皆にわざと伝えるのでしょう。ウィリアム王子家の子供は皆プリンス/プリンセスで、ハリーの子供はそうでないのは制度として決まってるからですが、それでもチャールズ王子が国王になれば今の制度ではアーチーはプリンスになるのを、「肌の色のせいで彼がプリンスになれないように制度を変えようとしている」、と。たしかにちょっと前にチャールズ皇太子が「費用削減のために王室メンバーを減らすことを検討する」と言ってましたが、それは他のヨーロッパ王室でも当たり前のことで国民の理解も得られることなのに、それを曲解して自分の子供に対する人種差別に結びつけて皆にそう思わせるような言い方をするのは行き過ぎです。

 

英連邦にはあらゆる人種がいて、本来黒人の国も多いわけで、架け橋としてヒロインにもなれただろうに、残念です。

 

王室の危機とまで言う人がいますが、それはダイアナ妃が亡くなった時の女王様の冷たい態度に国民が反感を持った時に比べれば、今回はまだましで、これで王室崩壊にはならないでしょう。但し、女王様が在位中は大丈夫だろうと言うことで、世代が変わったら一体どうなるのか実は私でも不安です。女王様のお陰で保ってる英連邦は崩壊するでしょうし。

 

女王ご夫妻が初めてアーチーに会った時の有名な写真が3日前に女王様のFBに投稿されました。次に生まれてくる女の子には会えないでしょうけど。