<14th Apr Wed>

今日は又朝からプールに行き、ついでに近くのハイドパークを散歩。ああ、幸せ。でも明日明後日は仕事だ・・。

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イギリス公務は暫くなさらないと誰しも思ったのに、なんと、女王様は昨日、お役人の引退セレモニーをなさったそうです。写真が発表されないので様子がわからないのですが、集まりは禁止されてますから、ネット参加でしょうか? それにしても、凄すぎる拍手

 

 

出会いから婚約までの経緯はこのヤフー記事をご覧下さいですが、二人の出会いはフィリップ殿下の叔父さん(母親の弟)の策略でした。

ルイ・マウントバッテン卿 Lord Mountbatten (1900-1979)は私がイギリスに来てすぐの1979年夏にIRAによるボート爆破で暗殺されたので、世間の評判とかはわからないのですが、TV番組「マウントバッテン、悪人か英雄か?」では野心家で自己顕示力が強い、どちらかと言うと悪人という位置づけでした。でも、チャールズ皇太子は彼に心酔してたし、ウィリアム王子の次男のルイ王子の名前は彼に因んでるし、ウィリアム王子とジョージ王子もミドルネールにルイと付いてるのでそれなりに評価は得ていたのでしょうね。

 

宿無し文無しのフィリップ少年を引き取った時から、「よし、この子は利用価値があるぞ。エリザベス王女と結婚させて王室内のわしの勢力を拡大して王室を乗っ取ろうアップ」、と計画。海軍のトップの地位にあった彼は、飛行機に乗りたくて空軍に入りたかったフィリップ少年を海軍に入隊させて支配下に置き、エリザベス王女の前に他の候補が現れる前に二人を引き合わせる機会をまんまと作り、国王夫妻が海軍兵学校を見学してる間にフィリップに二人の王女のアテンドをさせたわけです。そして期待通り13歳の少女は颯爽と格好良いフィリップに恋をして恋の矢、いとも簡単に計画は成功。

 

13歳でまだ子供のエリザベス王女にフィリップ青年がすぐに恋したとは考えにくいので、叔父さんの野心と自分自身の将来の安定のために努力することにしたのでしょう。王子として生まれた自分の王国はなくなってしまったけど、又ここで王族になれるのは悪くない、と王冠1

でも、外国人で学歴もない粗野な軍人で、王子と言っても見下してる小国だし、ズケズケ物も言うフィリップ青年は英王室にとっては理想的とは思ってもらえず、仲を裂くために王女を長いアフリカ訪問の公務に同行させました。でも、王女の心は変わらず、反対されても私はこの人と結婚したいというエリザベス王女の一途さに両親が折れたのです。

 

私は二人が長い間文通ラブレター手紙で心を通わせたというところが好きです。ルックスに惹かれた浮いた気持ちだけでなく、堅実で責任感の強いエリザベス王女のこと、王室の伴侶として適正かどうかじっくり見極めて、この人ならと思ったのでしょう。おべっか使いばかりの王室や貴族とは違って、率直な点が新鮮だったようです。

 

親戚同士の二人はいつかどこかで会ったのかもしれないけど、それを待てなかった叔父さんの策略が良い結果を生んだわけで、めでたし、めでたし~~ベル

 

21歳と26歳で婚約発表指輪ラブラブ 

そう言えば、ウィリアム王子もキャサリンが妃として適切かテストしてるうちに同じくらい掛かっちゃいました。だから、ハリーがクソ女Mとのあまりにも短い交際期間を懸念したのは当然ですよね。ま、どっちも極端ですがむっ

ガーンこ、この写真は悲し過ぎませんか? 死んだ人はモノクロって・・。

 

若いフィリップ殿下の今日の一枚。エリザべス王女もうっとりラブ

 

ところで、なにも私が書かなくても、Netflixの‘The Crown’をご覧になってる方はご存知ですよね。引退したら加入する予定なので、もうすぐ私もやっと観られますチョキ