<2nd Jul Fri>

今日は、ジムに行った以外はウィンブルドン・テニスをTV観戦。たいてはパソコンでなにかしながらちらちら見るのですが、今日は若いイケメン選手二人に目が釘付け目。対戦相手はどちらも30代のイギリス人(一人はSirアンディ・マリー)なので、そっちに勝ってもらいたいと頭では思ってるんだけど、どうしても可愛い子ちゃんを応援しまい拍手、態度に出るのでトーチャンにもばれちゃったべーっだ!。20歳のKorda選手(米)と22歳のShapovalov選手(カナダ), どちらも私好みの金髪美青年ラブラブ!で、どちらも勝ちました。こういう人たちが出てくるとテニス観戦ももっと楽しくなるわけで、40年ぶりに平日の日中に生で観られる身分になったことを感謝チョキ。尚、アンディは東京オリンピックに出るそうですので、よろしく。

  

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6月27日(日)は今年二度目のホランド・パーク・オペラ。朝から曇りくもりで、夕方からはにわか雨雨、雷雨雷もあり得るという予報でした。

ラベンダーが咲き始めました。

通常は1,000席ですが、コロナ対策で今年は不揃いの椅子を400脚椅子、間隔あけてばらばらと置いてあります。前の方の高い席はふかふかの良い席でテーブル付き。周囲の様子などは先回→こちらをご覧下さい。

私たちの席は前から7列目の隅っこ近く。いつもは20ポンドちょっとの席を買うのに、今年は熾烈な争奪戦で選択の余地はなく、56ポンドと高くついたけど、仕方ない。

演目は椿姫La Traviataでしたが、びっくりあら、セットはこないだのフィガロの結婚と同じじゃないの(→こちら)。いくら回数を増やしても元を取るのは難しいでしょうからグッド・アイデア。実際、違う小道具や衣装で、両方とも良かったです。

コロナ対策で空気がよく通るようにってことでしょうが、いつもよりビニールのテント部分が少なくて、隅っこの席は雨が降ったらずぶ濡れだ。私たちはギリギリ大丈夫かなあ。でも横降りなら濡れちゃうかも。

それまでもほんの少し、お湿り程度に時々降ってましたが、インターバルが済んで、さあ後半スタート、という時になって、急に土砂降りに雨波。・・・やっぱり来たかガーン

 

私たちの隣に座ってたお婆ちゃんは「こういうのも野外の楽しみよね。もっとひどい事になったこともあるのよニヤリ」、とむしろ嬉しそうでしたが、そのままでは濡れてしまうので(傘をさすと後ろの人に邪魔)、私たちが椅子を少し横にずらし始めたら、逆側の人たちとその向こうにいた人たちもずらしてくれて、お婆ちゃんは濡れないスポットまで移動できました。その他数人の濡れる位置にいた人たちも同様に他の客の計らいで、全員が濡れないスペースに納まり、なんだか和やかで心温まる雰囲気に照れ。オペラが素晴らしかったせいもあって、ざざ降りがテントにはねて凄い音の下ではあるけど、微笑みあって幸せな一体感ラブラブ。これも半野外オペラの醍醐味でしょう。

 

もし雨が降りだしたときに既に演奏が始まってたら、おそらく中断するのだろうと思うのですが(だって音楽なんて聞こえませんよ)、ぎりぎりのタイミングでそういう事にはならず、少なくとも土砂降りが終るまで待つという判断になったようです。こんなのは長く続かないでしょうし、幸い日曜日で開演時間が5時と早かったので多少遅れても大丈夫。

で、案の定、雷は鳴らないまま、15分くらいで小振りになったので、後半がスタートして、間もなく止み、オペラに集中できたのでした。

 

雨に祟られたオペラと言えば、12年前にヴェローナの雷雷の中でのアイーダは忘れられない経験でした。

 

 

ヴェルディの椿姫、久し振りなので聴き飽きた演目であっても観にいきましたが、予想外に素晴らしかったパフォーマンスのことは明日アップします。