<12th Sep Sun>

超満員の地下鉄に乗ってしまって嫌だったけど、コンサートが素晴らしかったから文句は言うまい。でも、怖い。

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1874-1885年にかけて建てられたワデスドン・マナーWaddesdon Manorは、ロスチャイルド男爵が18世紀のフランス美術品を展示するためで、云わば博物館。ある意味ニセモノなのですが、ロンドンの近くにこんなエレガントで立派なフランス風シャトーがあるのはユニーク。壮麗な屋敷と膨大な家具や装飾品が素晴らしくて、9月9日の訪問は5度目ですが、何度行っても逸品が多過ぎて圧倒されます。1959年にナショナル・トラストに寄付されてからもロスチャイルド財団が管理してて、85歳の現ご当主は近くに住んでて、よく様子見にくるそうです。

 

我が家から車で1時間10分。変わり易い天気で写真の空模様も様々ですが、今日はまずお屋敷の外観とお庭を。

小さい写真はクリックで拡大します。

これはお屋敷の裏側。

 

私はカメラを持って行くのを忘れたので、おそらくこれが唯一のトーチャンの姿。

 

新しくて大きな駐車場から、ここまで緑の中を歩いて30分。歩きたく人のためにシャトルバスが出てますが、私たちは勿論往復徒歩。

建物の中から見た幾何学庭。

 

 

bachelor padと呼ばれる別館。独身男の住みか。中に入ったことはないですが、男性的な内装の筈。

 

表は更に美しくて、斜めのらせん階段が大好き。

 

 

ロスチャイルド家のシンボルは、旗にもなってる5本の矢で、ヨーロッパ中に散らばった5人兄弟を表す。

陽が差してるのに暗雲たちこめてドラマチックキラキラ

地下に巨大なワイン・セラーがありますボトルボトル

 

お屋敷の前で野外映画上映するようです。

 

 

ロック・ガーデン。実はコンクリートガーン。やっぱりここはニセモノか・・。立派過ぎるニセモノですけど。

ちょっと前にロンドンのあちこちにあった木製の象さんゾウゾウゾウ、三頭お買い上げになったのですね。

 

  

厩はギャラリーとカフェ。本当に馬を飼ってたのかどうかは不明で、形だけなのかも。

 

 

↑↓鳥小屋。見たことないようなエキゾチックな鳥が何種類もいました。

 

  

 

お庭はやたらめった大きくて、無料で入れるエリアも広いです。奥に見えるのはバラ園。

バラ園の中。真ん中の木にバラが一杯咲いてたらさぞ素敵でしょうに。

広い庭のあちこちにたくさんの古典的な白い像が置かれてて、それだけで優雅な雰囲気に。

 

ここもそうですが、子供のプレイエリアが充実してるのは最近のナショナル・トラストの傾向でしょうか。 

 

ここはお屋敷の中が凄いですからね、乞うご期待!!