<11th Oct Mon>

もうすぐジムのメンバーシップが切れたら、博物館やギャラリー巡りをしようかと思ってますが、今日は友人とバッキンガム宮殿のギャラリーに行きました。王室所有の芸術品を少しづつ展示してくれるのですが、凄いコレクションです。

  

 

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2001年から始まったJette Parker Young Artistsプログラムはオペラ歌手を中心にこれまでに約130人が在籍。2年間、研修しながら脇役や代役カバーなどをするので、私にはお馴染みの人たち。

 

毎年この時期に1週間ほど色んなことやってくれますが、今年は5日から9日までROH地下小劇場リンバリー・シアターで5つのイベントのうち3つを観にいきました。初めて有料になったので客の入りはいつもよりうんと少なかったのは仕方ないか・・。最前列からだと写真が撮りにくかったですが・・。

 

 

最後を飾る10月9日は20周年ということで、過去の卒業生たちのコンサート。切符買った時は出演者は発表になってなかったので、面子によってはキャンセルするつもりでしたが、5人のうち3人が〇、2人がXなので、まあ行ってみましょうかね。

 

ARTISTS
Sopranos SUSANA GASPAR, ANNA DEVIN
Mezzo-soprano HONGNI WU
Tenor LUIS GOMES
Baritone MICHEL DE SOUZA
Pianos SUSANNA STRANDERS, PATRICK MILNE
PROGRAMME
Wolfgang Amadeus Mozart: “Oh, guarda sorella” (Così fan tutte, Act I) – Anna Devin, Hongni Wu
Tchaikovsky: Iolanta’s aria (Act I) "Otchego eto prezhde ne znala" – Susana Gaspar
Gaetano Donizetti: “La donna e un animale…” (L’elisir d’amore, Act II) – Luis Gomes, Michel de Souza
George Frideric Handel: “Ah, spietato” (Amadigi di Gaula, Act I) – Anna Devin
Jacques Offenbach: "Barcarolle" (Les contes d’Hoffmann, Act II) – Susana Gaspar, Hongni Wu
Tchaikovsky: Yeletsky's Aria (The Queen of Spades, Act II) – Michel de Souza
Giuseppe Verdi: “Oh qual pallor…Un di, felice” (La traviata, Act I) – Susana Gaspar, Luis Gomes
Wolfgang Amadeus Mozart: "Parto, Parto" (La Clemenza di Tito, Act I) – Hongni Wu
Wolfgang Amadeus Mozart: “Bei Männern” (The Magic Flute, Act I) – Anna Devin, Michel de Souza
Jules Massenet: “En fermant les yeux” (Manon, Act II) – Luis Gomes
Gerónimo Giménez: "La Tarantula" – Susana Gaspar
Waldemar Henrique: "Boi-Bumbá" – Michel de Souza
Yuanren Zhao: "How can I not miss him?" – Hongni Wu
Traditional: "My Lagan Love" (arranged by Meinir Huelyn, piano arrangement Derek Jones) – Anna Devin
Reveriano Soutullo, Juan Vert: "Bella enamorada" (El último romántico) – Luis Gomes
Richard Strauss: Final trio (Der Rosenkavalier, Act III) – Anna Devin, Susana Gaspar, Hongni Wu
Bizet: “Au fond du temple saint” (Les pecheurs de perles, Act I) – Michel de Souza, Louis Gomes

 

ピアノ伴奏で、オペラのアリアをソロとデュエットと三重唱、出身国の歌を一曲づつ歌ってくれました。

予想通り、上手下手と言うよりは私の声の好みですが、明らかに勝ち組と負け組みに分かれました。

勝ちはLuis Gomes(テノール) , Anna Devin(ソプラノ), Hongni Wu (メゾソプラノ)、負けはSusana Gaspar(ソプラノ), Michel de Souza(バリトン)。 トーチャンも同じ意見でしたが、これは彼らが現役の若手アーチストだった時から変わってません。

一番良かったのはテノールのルイス・ゴメスで(グレーのスーツ)、現役中から上手でしたが、声に磨きが掛かって、素晴らしい歌唱でした。ルックスのハンディを乗り越えてどこまで伸びるか・・?。

アイルランド人のアンナ・デビン(緑のドレス)と中国人の Hongni Wuは容姿も歌唱も良くて、鬼に金棒。

 

20年間のアーチスト一覧はこちらですが

この中で、現役中にROHの本番で活躍したのは中村恵理さん、卒業後に世界で活躍したのは「箱ふぐポポコさん」ことMarina Poplavskayaでしょうかね?

 

中村恵理さんは、超人気ネトレプコの代役に抜擢されたのがセンセーショナルだったし(→こちら)、最初から主役にキャストされたこともあり(フィガロの結婚→こちら、リゴレット→こちらと→こちら)、大活躍でした。今は日本とミュンヘンを中心に活躍なさっているのでしょうか?