<17th Jan Mon>

この2週間くらいトーチャンは肩が痛くて気の毒なのですが、悪化して今日のWigmore Hallのランチタイム・コンサートには行けず(私は行きました)。明日は彼の誕生日なので親子三人でお寿司屋ランチを予約してあったのに、それもキャンセル。代わりにムスメが家に来てくれることになったからいいんですが。--------------------------------

 

1月13日、アート展示3件のはしご(→こちら)の後は、トーチャンとバービカンのコンサートに行きました。

 

ノルウェーが誇るオペラとピアノのトップアーチストの共演という豪華版ですからね、素晴らしいに決まってて、レヴューもこの通り。

 

Arts  ★★★★★

The Guardian ★★★★

Evening Standard ★★★★

Arts Desk  ★★★★

 

bachtrack  ★★★★

 

34歳のリセ・ダビドセン、体(身長188センチ)も声量も並外れてスケールの大きいソプラノで、2015年にロンドンのROHで行われたドミンゴ先生の歌コンテスト「オペラリア」(→こちら)で一等賞になって注目され、今や引っ張りだこ。大人数のオーケストラにも負けないど迫力の美声はワーグナー向きですが、尖ってなくて優しい感じの美声なので、繊細な歌曲もものにしてしまうのが凄いところ。

オペラリアで私が撮った写真ですが、どれが彼女がわかりますぅ?ゲラゲラ

 

でも、声量が大き過ぎて、耳がおかしくなりました絶望。同じことは二年前のリサイタルで既に経験済みなので(→こちら)、今回は真正面を少し外したのですが、それでも凄かった。

もっと離れた席からの方が良いのはわかっていたのに最前列にしたのは、アンスネスから一番近くに座りたかったからで、もちろん素晴らしかったのですが、「うーっ、折角彼がここにいるのに地味に伴奏してるだけなんて・・。彼女のデカ声に消されちゃうし・・えー?」、とアンスネスに関してはちょっとフラストレーションでしたが、最近このコンビでCDを出した同胞のグリーグが聴けてよかったです。あー、でもアンスネスのリサイタルに行きたいビックリマーク

 

   

 

衣装に関しては、2年前の方が良かったかな(→こちら)。今回、前半の赤いのは体型に合わないし、後半はバスローブみたいだったので。そう言えば、先回はドレスに映像を映すという凝った演出でしたわ。今回は歌で勝負。

これがツアーの最終日で、2人とも嬉しそうでしたが、カーテンコールでは離れて見つめ合ってないで、近寄って手をつないで欲しかったです。アンスネスだって決して小さくないですが、彼女と並んだら貧弱に見えるかもと思って?