<13th Feb Sun>

明日からのオペラ3連ちゃんの前の静かな日曜日。天気悪いので家にこもってても罪悪感がなくていいわ。日課である散歩には行きましたが。いつの間にか水仙が咲いてて、春の気配。

---------------------------------

2月8日はROHのトスカを観にいきました。

 

あらすじとプロダクションについては、過去記事でご覧下さい(フルタイムで働いてたのに、よくこれだけ書けたわ)。今まだやってるプロダクションが初登場した2006年のです。

 

それ以来、何十回も観てるので、今はもう毎回は行かないのですが、今回三人いるトスカのうち二人の切符を一応買っておきました。だけど、12月のElena Skikhinaで切符を持ってる日だけ「コロナによる裏方の人出不足」という珍しい理由でキャンセルになり、結局、アンジェラ・ゲオルギューの日に行ったのでした。短いし、安い立見で。

 

Conducted by Marco Armiliato
Floria Tosca Angela Gheorghiu
Mario Cavaradossi Stefan Pop
Baron Scarpia Michael Volle
Spoletta Aled Hall
Cesare Angelotti Chuma Sijeqa
Sacristan Alexander Köpeczi
Sciarrone Simon Wilding
Shepherd Boy Alfie Davis
 
 
 

 

アンジェラはさすがに年齢を感じさせて、相変わらず美人だけど顎のラインは崩れかけてるし、体もメリハリがなくなったのか太ったのか・・。この日は声も衰えが目立ちました。もともと彼女に向いてない役だしね。これ実は一昨年だったか、かのネトレプコが出てくれることになっていたのがコロナでキャンセルになったのでしたえーん。合ってる役だろうし、嗚呼、ネトレプコで聴きたかった・・。

 

アンジェラが出た時の過去記事はこちらですが、私は行かなかったけど実際にはもっと出てるでしょうし、行っても記事にしなかったのもあるかも。そう、カウフマンとも共演しました。

トスカ   2006年6月 Mアルバレス、Aゲオルギュー、Bターフェル

トスカ  2009年7月 Aゲオルギュー、Mジョルダーニ/ジョルダーノ、Bターフェル

トスカ  2011月6/7月 Aゲオルギュー/セラフィン、Kカウフマン/Mジョルダーノ、Bターフェル

トスカ  2016年1月 Aゲオルギュー、Rマッシ、Sヨーン

  

悪役スカルピアのミヒャエル・フォッレは文句なしに上手いけど、彼もこの役で何度も観てるので新鮮味なし。

 

 

で、残るはテノールで、今回迷いながらも結局行ったのは、ステファン・ポップが目的だったわけですが、2012年7月にドミンゴ先生主催のオペラリアのガラ・コンサートでROHに出てくれた時は時期待外れだった彼も成長したようで、声量は立派だし、声も太過ぎず細過ぎず美しくて、聞き惚れましたラブ。来てよかった拍手。写真だとミニ版パヴァロッティで、二枚目役やるんなら痩せて欲しいですけどね。
 

このガラは、ヨンチェヴァ、シュテンメ、ディドナート、カレヤ、ヴィラゾンと豪華でした。ドミンゴの隣の太めのちりちり頭がステファン・ポップ。

 

指揮者はメトによく出るけどロンドンにはあまり来てくれないマルコ・アルミリアート。兄でテノールのFabioは既に引退したかな?

あれはてなマーク 大きな翼が空にぶら下がってた筈なのに、いつのまにかなくなった?