<26th Feb Sat>

ロシアのウクライナ侵攻には心が痛みますが、ROHがこの夏のボリショイ・バレエ公演をキャンセルしたのは当然でしょう。ロンドン動物園の生後10週間のトラトラの赤ちゃんの死亡という悲しいニュースもあり、私の実家も問題発生で、心が沈むことばかり・・悲しい。そんな時に韓国美青年のドラマが癒しになりましたが、ネトフリで観終わったばかりの「青春の記録」(パク・ボゴム恋の矢)では韓国の兵役が重要なテーマで、お隣の国が又ミサイル発射したらしいし、アジアも心配絶望

  悲しい悲しい悲しい

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                        カメラ写真はクリックで拡大。

2月22日、メイフェアにある5ツ星のブラウンズ・ホテルで友人とディナー。ロシアのウクライナ侵攻が起きる前なので、楽しくお喋りしながら、優雅な夜を過ごしました。

 

   

適度にモダン化された流水と花の柄のクリーム地の訪問着は日本の方から頂いたもの(→こちら)。実家から持ってきた刺繍びっしりの亀甲柄の帯はお琴の演奏会でよく使ったもの。

 

   

高級エリアのメイフェアの静かな通りにひっそりとあるブラウンズ・ホテルの向かいにはロイヤル・アーケードというこじんまりしたショッピング・アーケード。

 

スイーツコーヒーティー・ルームでのアフタヌーン・ティが有名で、6年前に3人で着物で行きましたが(→こちら)、この日6時から夕食したのはチャーリーズCharlie'sというレストラン(→こちら)

 

     

壁の木のパネルがクラシックなイギリス風。ほぼ一番乗りだったのでまだ静かですが、この後品の良いイギリス人とおぼしきお客さんで賑わって更に良い雰囲気になりました。

   

男性的な正統的イギリス風のインテリアの中、可愛い花が壁に描かれたり椅子の柄だったりして、雰囲気が和らいでます。

  

メニューは→こちら。ミシュラン星ではないのでごく普通のメニュで、お値段もとてもリーズナブル。例えば、フィッシュ&チップスがこの雰囲気の中で26ポンドで頂けるって、穴場ですよチョキ

   

いつものように、予約して下さったのはPrimroseさん。

スターターはシンプルなスモーク・サーモン。透けて見えるお皿が可愛いし、パンも美味しかった。

  

ビーフ・ウェリントンBeef Wellingtonはビーフをパイ生地を包んで焼いた伝統的なイギリス料理で、30センチ程のパイが上の写真の銀のトローリーに入ってて、私たちはこれを頂く最初のお客さんだったので、隅っこの部分も頂けました。ビーフが柔らかくて美味しかったです。42.5ポンド。きっと多過ぎて食べ切れないでしょうから、二人でシェアしましたが、別注文の野菜も結構量があり、お腹が一杯になったので、デザートは省いて、お茶とチョコレートで〆。

 

余分な飾りはなにもない質実剛健な英国風ディナーでしたが、渋いなからゴージャスな雰囲気できちんとした身なりのウェイターさんたちにサーブして頂いて、とても優雅な気分になれました。

 

食事の前に、ホテルのロビーや階段で記念写真しました。

私の着物、図らずもここの雰囲気にぴったりで、嬉しかったです。

いちいち私が出てきて邪魔でしょうけど、写真で素敵な内装をご覧下さい。レストラン同様、お花が沢山描かれてクラシックな可愛らしさが素敵な穴場ホテルということがわかって頂けるでしょう。