<17th Apr Sun>

今日もお天気良くてどこかに行かなきゃいけない気分だったので、リージェンツ・パークへ。お花はかなり散ってて残念だった上に帰途で大変な目に合い(サッカーの大きな試合がウェンブリーであるらしく、大勢で吠えてる若者たちで駅はごった返し。とても一緒の地下鉄には乗りたくないので(乗りたくても満員で乗れず)、仕方ないので違う路線で大回り。家にいればよかった。

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4月15日はROHでウクライナ支援コンサートが行われ、大した顔ぶれではないし、私は一人で立見(トーチャンは立見は嫌だと言うし、ひさしが邪魔になるストールサークルの立見は背の高い人向きではない)。休憩なしの一時間半で、9ポンドならコスパの良いコンサートでした。ウクライナ人とロシア人が混じって、それなりに盛り上がったし。

 


 

パッパーノ大将の短いスピーチに続きコーラスのウクライナ国歌で始まった後は、トラヴィアータの最後の幕のセットの前で淡々と演奏が続き、いつのまにか目玉だった筈のウクライナ人テノールのドミトリ・ポポフの名前が消えてたのは残念でしたが、そこそこのテノールを何人か聴けたのが私には収穫。ポポフの代役と思われるザビエル・アンドゥアガは、ロッシーニフェスティバルで聞き惚れて、もうすぐここでドン・パスクァーレに出るのを楽しみにしてたので、一足早く聴けました。期待が高かったせいか「人知れず涙」はいまいちでしたが、素質があるのは誰にでもわかったでしょう。イギリスでは割と人気のあるフレディ・デ・トマソは映像で見て苦手でしたが、初めて生で聴いたら悪くなかったです。韓国人テノールのSeokjong Baekは、もうすぐガランチャと共演するサムソンとデリラの代役サムソンで、どんな人か心配でしたが、ちゃんと上手だったので一安心。一番受けるネッスン・ドルマなので誰よりも拍手が多かったです。

唯一の有名歌手であるプリティ・イェンデは、遠慮してたのか不調だったのか、地味な選曲でスターの輝きがなく、ソプラノの中で一番良かったのはナタリア・ロマニウ(ロシア人みたいな名前だけどウェールズ人)のマダム・バタフライだったかも。

 

 

 

尚、5月5日にウクライナ支援のバレエ・イベントもあるのですが、発売を見逃したので切符買えませんでした悲しい