<3rd May Tue>

イギリスの3連休は昨日で終り。私は今日までのオペラ/バレエ/コンサート5連ちゃんが終り、ちょっと一息。いつ感染するかわからないから、行ける時に行っとないと。

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5月1日はWigmore Hallでポーランド人の花形カウンターテナーである Jakub Józef Orliński オルリンスキー(以下JJ)のリサイタルがありました。

彼はちょっと前からWigmore Hallでは超人気でしたが、今年2月のROHのテオドーラ(→こちら)で更に知名度が上がり、私のレベルのメンバーではかぶりつきは取れず、トーチャンも行きたいと言うので一番高い席は避けてN列に(それでも50ポンド。ここはアーチストのランクで値段が違うのです)。

ここで真ん中辺りの列に座ったことがないので、どういう音なんだろうと思ったら、ここは音響が良いことで知られてるので勿論ちゃんと聞こえるものの、やっぱりかぶりつきとは音の受け取り方が違うわけで、私はストレートに音が届くかぶりつきが好み。

でも今回は、目の前にいたら彼の顔ばかり見てたに違いないところ、たくさん歌ってくれた故国ポーランド語の歌詞を追いながら聴けて興味深かったです。全く西欧とは違う美しい言語です。

 

 

 

          

 

コンサート後にCDサイン会があるためか、途中のポーランドの歌を3、4曲省いて、アンコールも短いのを3曲やって、あっさりおひらき。

 

張り上げ気味になる高音よりも私は彼の中音が好きですが、ピアノ伴奏もとても上手だったし、期待通りの一流のコンサートでした。

真ん中にいると常連とは違う人たちもいるのがわかり、私たちのすぐ前は高校生と思われる少年が二人、熱心に聴いてたかと思うと、隣の中年女性二人は前半の終わりに拍手もせず後半は戻ってきませんでした。だったら来るなむかっ リターン狙っても買えなかった人がたくさんいただろうに。 

 

 

 

 

 

2019年12月のここでのリサイタルのブログ記事で、それまでのコンサートもリストアップしてます。

 

  

二列目にいらしたPrimroseさんの写真をお借りして、JJ君の全身姿をご覧下さい。すらっと美しくてサービス精神に溢れたチャーミングな青年です。

 

CDサイン会の準備が出来てました。