<31st May Tue>

ゲホゲホ風邪ひいて咳がまだ出るので、今夜の数人の定例夕食会は急遽欠席。それ以外は結構忙しかった5月も一応無事終了。天気に恵まれて旅行も出来たし、着物お出掛けは5回と、充実した月でした。

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4泊旅行、5月21日は午前中にそんなに大きくないローマ遺跡Bignor(→こちら)と午後に大規模な貴族の屋敷Petworth House(→こちら)に行きましたが、翌日の22日は午前中にこの小さめの屋敷、午後に大きなローマ遺跡を訪問。二日続けてまあ同じパターンでしたが、細かい所は違うし比較も出来て興味深かったです。

アッパーク・ハウスUppark Houseもナショナルト・ラストですが、持ち主が上の階に住んでて、日本で言う一階は見学させてもらえるけど写真不可、地下は撮影オッケーという条件。

Petworth Houseと比べるとうんと小さい17世紀の館で、元々は貴族の屋敷でしたが、途中から身分の低いお金持ちが所有者となり、女中と結婚したりしてなかなか興味をそそる歴史もあり。絵画の質はPetworth Houseに全く敵いませんが、身分は低くても近くのブライトンの有名なパビリオンに住んでた放蕩皇太子(後のジョージ4世)がしょっちゅうここに滞在して狩をしていたという華やかな時代もあったようです。もう一つ有名なエピソードとして、1989年に火事になった時に一般公開の訪問客が貴重な物を運び出す手助けしたそうです。その後修復してなかなか瀟洒な姿に戻ってますが、ここは外から見る館の姿が可愛いのが魅力だと思います。

 

 

 

  

 

地下には18世紀半ばのドール・ハウス。

 

  

 

 

地下にはハウスキーパー(女中頭)と執事も部屋も。

作家H.G. Wellsは、ここで母親がハウスキーパー(女中頭)だった時に1,2年過ごしたそうです。

 

トンネルを抜けると二手に分かれてて、台所と厩。

 

 

立派な厩馬はカフェになってて、ここで軽くランチ。

 

 

 

 

  

日陰のある裏のお庭で外で食べましょう。図書館は古本屋として利用。

 

広いお庭をぐるっと歩きました。絵になる屋敷を眺めながら青空で気分良いウォーキング。