<29th May Sun>

旅行中から痛かった喉が治らないので、もしやコロナ?滝汗と不安になって検査したら陰性。明日から忙しいので今日は家でおとなしくして(と言う言い訳で)ネトフリでも観ようチョキ

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5月20日から4泊Premier Innに泊ったチチェスターChichester。

イギリスで「なんとかチェスター」という街は古代ローマが起源で、ここも然り。ADゼロ年頃にローマの軍隊が侵入してまっすぐな道を作り、AD200年頃に作られた城壁がぐるりと街を囲んでいます(現存の城壁は主に中世に修復されたもの)。5世紀にサクソン人、8世紀にノルマン人に征服されて大聖堂が作られました。

ホテルから街の中心にある大聖堂までホテルから1キロで、何度も散策しましたが、ジョージアンの建物がたくさん残ってる美しい街です。写真は色んな日の色んな時間に撮りました。

 

 

1091年に建造開始した大聖堂。塔の高さは84メートル

街の真ん中なので、全体の姿を撮るのは不可能。

 

タペストリーは1966年作。

  

洗礼用の水桶font(日本語わからず)。

  

奥にはシャガールのステンドグラスもあるそうですが、入れませんでした。

珍しく本体から独立してる15世紀の鐘楼ベル・タワー(真ん中は修復用のネットが掛かってます)でまるでハリーポッターの世界から抜け出したような少年たちが通り過ぎていきました。

排水用のガーゴイル。

 

  

   

Bishop's Palace Gardenにはたくさん花壇があり、アイリスとか咲いてました。

  

 

壁沿いの散策は中世の趣があって素敵です。

 

南北に走る四つのメイン通りはいつもやけに静かで、大したレストランはなくてやたらにパブが多かったです。

街の中心の四つ角には1501年建造のマーケット・クロスMarket Cross。

壁の中にも美しい公園Priory Parkがあり, 違う日はクリケットしてました。建物はギルド・ホール。

 

 

おや、こんな所に詩人キーツのイケメン像がビックリマーク。茶色い建物の真ん中の家に滞在して詩作してたそうです。キーツの詩は全く知りませんが、ハムステッドのキーツ・ハウス(→こちら)は勿論、ローマでは彼が二十代半ばで病死したスペイン階段の家(→こちら)とイギリス人墓地でお参りもしました(→こちら)。

 

隣接して二つの劇場があります。フェスティバル・シアターの1960年代の初代芸術監督はローレンス・オリヴィエ。「オリエント急行殺人事件」を上演してました。小さい方はミネルバ・シアター。

 

 

 

運河もあります。