<4th Sep Sun>

昨日今日、Wigmore Hallの歌コンペ予選を聴きに行き、ランチ休憩や終了後にあれこれして充実した週末だったけど、やっぱり都心の週末は混んでて疲れる。

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8月30日にリッチモンドのハム・ハウスに行った時のお屋敷の外観とお庭の写真は→こちらですが、今日は内部の写真の一部を。

 

17世紀初頭に建てられたすっきりと均整の取れたドール・ハウスのような建物ですが、立派になったのは初期のオーナーであるローダーデイル伯爵夫妻Duke and Duchess of Lauderdaleの功績。でも、1649年に処刑された国王チャールズ一世と親しかった伯爵は「自分もここにいたらヤバい」と怖れて国外逃亡したので、折角のお屋敷を満喫することができませんでしたが、ここに残った奥様が頑張って維持したのだそうです。吹き抜けのホールの目立つ所に掛けられた伯爵夫妻の肖像画。

チャールズ一世の肖像画もあります。

 

ロング・ギャラリーの両側の壁には男性と女性の肖像画が片側づつにずらっと並べられています。オバケ幽霊が出るという噂もあるそうですが、きっとここでしょうね。想像すると素敵な雰囲気そうじゃないですか?

番外としてドアの上に小さなヴァン・ダイクの自画像があるのですが、残念ながら複製。

階段の飾りは木彫りではなく金属。

 

 

Queen's bedchamber

私は天井が気に入りました。

ダイニング・ルーム

North Drawing Room

Volury Room (鳥篭という意味らしい)には見事なタペストリー。色が褪せちゃうのが残念ですけどね。

バスルーム

キッチン

チャペル

 

ロンドンにあるナショナル・トラストの中では一番立派なお屋敷でしょうから、リッチモンドにいらっしゃる機会があればお勧めです。