<6th Oct Thus>

私は韓国ドラマ愛好仲間と一緒にV&Aの韓国文化展Hallyu! Korean Wave(→こちら)を観てから韓国料理店でランチ、トーチャンは一人でロンドン動物園に。知り合いが癌で亡くなって、状況は知ってたので驚きはしませんが、とても悲しいです。

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10月1日はマチネのマダムバタフライ(→こちら)が終って4時間半食事とスマホで時間つぶしをしてから、夜8時にサロメ。休憩なしの1時間50分。家に一旦帰ってもよかったけど、そうすると又出掛けるのが面倒で行かないだろうと思う程でしたが、行って良かったと思える素晴らしいパフォーマンスでした。

見上げればすぐ美しい天井だし、ROHにいるという実感が沸いて嬉しい席です。安いし。

 

おや、カーテンは一時EⅡRが取り除かれてたのに、又前のに戻ってるって、一体どういうことはてなマーク

 

Music Richard Strauss/Libretto Hedwig Lachmann/Director David McVicar/Designer Es Devlin/Lighting Designer Wolfgang Göbbel/Choreography and movement/Andrew George/
Video designers/59 Productions
 
Alexander Soddy conductor
John Daszak Herod
Jordan Shanahan  Jochanaan
Thomas Atkins Narraboth 
 

 

レビューが良いのは当然で、とにかくサロメとヘロデ王の声量と迫力が凄くて、あっという間だったし、終わった途端に怒涛の拍手おーっ!。こんな事は滅多にないです。

キンキン声のソプラノ歌手が歌うと聴くのが辛いサロメですが、私が「オペラ界のバービードール」と呼んでる金髪の長身美人マリン・バイストロムはまろやかな声で、何度もここに出てくれてますが、歌も好きだし、とにかうビジュアルが最高で、とても魅力的なサロメでした。

彼女が素晴らしいだろうというのは想定内でしたが、ヘロデ王もこの役で今まででベストなテノールだったのは嬉しい驚き。いつもは上手な母親役のダライマンは少しかすんでしまったけど、ヨハナーンとナラボートも良かったし、初めて聞く名前のイギリス人指揮者は上手な上にルックスも良し。マクヴィッカーのプロダクションは何度も見てるので違う演出で観てみたいけど。

 

 

  

 

ヘロデ王、サロメ、指揮者

 

 

 

 

 

すっかり忘れてましたが、作曲家別でリストアップしてある自分のオペラ観賞記録を見たら、なんと2018年1月に同じサロメとヘロデ王で観てるじゃないですか。覚えてたら行かなかったかもしれないので、もう一度聴けてよかったです。

お昼のマダム・バタフライに続きこのサロメも素晴らしくて、盛りだくさんで充実した土曜日でした。腹ごしらえのEat Tokyoで、なんとお一人様は入れてもらえないと言われたのですが(カウンター席が一杯だったので)、同じく一人だったマダムバタフライを観終わったばかりのオジサンと同席してオペラ談義したのも楽しかったです。