<30th Dec Fri>

英国人デザイナーのヴィヴィアン・ウッドが81歳で亡くなりましたね。クラシック音楽が好きだったらしく、最近暫くはご無沙汰でしたが、ちょっと前まではバービカンで何度か見掛けました。コンサートに来るには斬新な服が彼女らしくて格好かったです。R.I.P.天使

ムスメが1週間の彼氏の家族クリスマス大集合から今日戻ったので、トーチャンのオッドアイ猫猫当番は昨日で終り。ご苦労様でした。仕事で家にいない時間が長い人は動物飼っちゃいけないと思いますけどねえー?

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12月16日、28日、30日と三回、魔笛を観にいきました。普段は閉じてる舞台横に15ポンドで座らせてもらえたので。1回目と3回目は右から、2回目は左から。

有名なのはアンナ・プロハスカだけで、彼女が目的で行ったわけですが、彼女は不調だったけど、脇役に至るまで他の人たちが揃って上手で、結局期待以上の良いパフォーマンスになりました。

 

但し、クリスマス時期でマチネ公演もあったので子供が沢山来てたけど、彼らが楽しめるのは動物が出てくるちょっとだけの場面だし、長くてストーリーも混乱するこのドイツ語のオペラを子供に無理強いするのは可哀相で、将来のオペラファンを作る上でも逆効果。

 

Music Wolfgang Amadeus Mozart/LibrettoEmanuel Schikaneder/Director David McVicar/Designer John Macfarlane/Lighting Designer Paule Constable/Movement Director Leah Hausman
 
Conducted by Maxim Emelyanychev(1回目と2回目)/Richard Hetherington(3回目)
Tamino Filipe Manu
Pamina Anna Prohaska(1回目と2回目)/Jacquelyn Stucker (3回目)
Papageno Gyula Orendt
Queen of the Night Aigul Khismatullina
Sarastro Brindley Sherratt
First Lady Alexandra Lowe
Second Lady Gabriele Kupsyte
Third Lady Kseniia Nikolaieva
Monostatos Brenton Ryan
First Child Emily Barton(女の子?)(1回目と3回目)/Tharuni Kalavannan(2回目)
Second Child Kaelan O'Sullivan(1回目と3回目)/Patrick Devlin (2回目)
Third Child Toby Yates(1回目と3回目)/ Frederick Mushrafi(2回目)  
Papagena Sarah Dufresne
 
タミーノ王子のニュージーランド人のテノールFelipe Manuは少し前のROHの若手アーチストだったので脇役でよく聴いてたけど、このROHでは初めての主役を立派にこなしてました。最近の若手アーチストの中では優秀だった彼がここまで成長したのは嬉しいし、3回聴いても退屈しなかったのはテノール好きの私にとっては彼のおかげ。背は高くないけどハンサムで、もうすぐハンブルグのコジ・ファン・トゥッテに出るそうです。
 
パミーナ王女のアンナ・プロハスカは今回のキャストでは一番知名度が高いし彼女にぴったりの役だから期待が高かったですが、残念乍ら不調で声量不足。二回目は「体調不良だけど出ます」で、三回目は降板。代役のJacquelyn Stuckerは元ROH若手アーチストで立派な声量だけど、声が太くてこの役には合わないと思う。ワーグナーとかやったほうがいいのでは?
 
パパゲーノのGyula Orendtは今回のめっけもの。何度も聴いたことがあり、そこそこ上手なのはわかってたけど、コメディ演技がとても上手で盛り上げてくれました。
 
指揮者のMaxim EmelyanychevはROHではアグリッピーナに続いて2度目で、バービカンで何度か聴いたことありますが、いつも若さに溢れてチャーミング。
 
夜の女王のAigul Khismatullinaは音程少し狂った日もあったけど、声に張りがあってこの役にはぴったり。有名なアリアでスカッとした気分になるのがこの役の醍醐味でオペラのハイライトですが、それは充分味わえました。
 
来月違うキャストでやるので、又行きまーすビックリマーク
 
12月16日
 
 
 
 
 
 
   
 
12月28日
 
  
 
  
 
  
 
 
 
 
 
12月30日