<9th Feb Thus>

寒いけど青空が気持ちよかった今日、着物で素敵なレストランでランチしましたが、近くのハロッズの草間ヤヨイさんの巨大オブジェを見学。たくさん写真撮ったので、他のは少々お待ちを。

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タンホイザーは、まず1月26日のリハーサルに行きましたが、

 

もう一度行こうかどうかずっと迷った結果、直前に安い切符のリターンで出たので、ストールサークルから乗り換えて、一人で行きました。休憩2回を含めて4時間半。

 

upperslipの舞台に近い席は真上から見下ろす席で、オーケストラの音を演奏を見ながら聴くには良い席だという事を発見。ワーグナーのオペラの主役はオケと言っても良いくらいだし、美しい音にうっとり。美しい天井も近いのも気分が高揚。

  

でも、歌手がこちら側の隅っこで歌うとよく聴こえないし、ずっと見下ろす姿勢なのもしんどいので、二度のインターバルの後の最後の60分間はストールサークルの正面立見に移動(値段は同じ)。オケの音はさっきまでと全く違って聞こえ、上からの方が良かったですが、ビジュアル的には正面の方がばっちり。

 

 

主なキャストはこちら

Conductor SEBASTIAN WEIGLE

Tannhäuser STEFAN VINKE

Elisabeth LISE DAVIDSEN

Wolfram von Eschinbach GERALD FINLEY

Venus EKATERINA GUBANOVA

Hermann MIKA KARES

 

 

超長身ソプラノのリーゼ・ダヴィドセンとバリトン二人(ジェラルド・フィンリーと領主役のミカ・カレス)は安定の歌唱で素晴らしかったのですが、タイトル・ロールのシュテファン・フィンケが良いところもあったけど不安定だったのが残念。2月1日の初日と7日は彼は口パクで演技だけして、舞台袖で代役の Norbert Ernst が歌ったそうですから、やっぱり不調だったのですね。今やってる新国のタンホイザーはきっとステファン・グールドが上手にやってるんでしょうから羨ましいです。

 

でも、お手頃値段で2回観られてよかったです。