<11th Feb Sat>

日本では3月13日から「予防マスク着用は自己判断で」と変更になる予定とニュースで見ましたが、18日から日本に滞在する私にとっては嬉しいこと。久し振りに会う人たちとはマスク無しでお喋りしたいですから。それでもマスクしてる人は多いでしょうから我が家にたくさん残ってるマスクは日本に持っていきますが、してもしなくてもほとんど影響ないでしょうに、いつまでもマスクに拘ってる日本は理解できません。

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セヴィリアの理髪師は1月30日にリハーサルに行きましたが、約3名が本気でやってないようでした。特に伯爵は歌も勝手にメロディ変えたし芝居は面白くしようと努力が感じられなかったし、ロジーナと音楽教師は歌はちゃんと歌ってたけど芝居が薄過ぎたんです。

 

で、2月5日に本番はどうだったかと言うと、三人とも別人のようで、リハーサルでもちゃんとやってたフィガロとバルトロ医師と家政婦と共に、皆さん素晴らしくて爆笑誘ってました。特にローレンス・ブラウンリーは甘い声と抜群のコメディ芝居でさすがメトで看板テノールだった人。ブリン・ターフェルの音楽教師はフルラネットには遠く及ばないものの(匹敵する人はいないでしょう)頑張ったし、ロジーナらしい明るいイメージは出せないけど、ここでは若手アーチストの時から優秀だったアイグル嬢は立派な声量と深みのあるメゾ声で充分合格。夏にはカウフマンとウェルテルで共演というもう一つの大抜擢が控えてますが、そっちはイメージ面でも大丈夫な筈。

 

ということで、笑いながら舞台横からまじかに観られて大満足でした。22日にもう一度行きます。

 

Music Gioachino Rossini/Libretto Cesare Sterbini/Directors Moshe Leiser and Patrice Caurier/Set Designer Christian Fenouillat/Costume Designer Agostino Cavalca/Lighting Designer Christophe Forey
 
Conducted by Rafael Payare
Rosina Aigul Akhmetshina
Figaro Andrzej Filończyk
Count Almaviva Lawrence Brownlee
Don Basilio Bryn Terfel
Doctor Bartolo Fabio Capitanucci
Berta Ailish Tynan
Fiorello Josef Jeongmeen Ahn
Ambrogio Charbel Mattar
Officer Dawid Kimberg
Notary Andrew Macnair

 

そうだ、この日は伯爵の赤い衣装に合わせて、私は真赤な着物で行ったのでした(→こちらゲラゲラ