リゴレット @ホランド・パーク半野外オペラ

<18th Jun Sun>

母の日は日本とイギリスでは違う日だけど、父の日は同じ。ムスメが忙しくて会うことはできなかったけど、2時間近くスマホで映像チャットしてくれました。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

日本からいらしてるエネルギッシュなおねえさまとは今月ROHでバレエとオペラ、辻井君、Wigmore Hallとご一緒してますが、6月15日はホランド・パークの半野外オペラに。

まず地下鉄ホランド・パーク駅近くの6 Portland Roadという、住所をそのまま店名にしたレストランで軽い夕食。高級エリアのアットホームな雰囲気のご近所レストランで、他のお客さんは皆さん外の席に座ってましたが、暑いので私たちは中で。

冷えたスパークリング・ワインを一杯。Asparagus & White Mushroom Tart with Datterino Tomatoes & Beetroots。パンがとても美味しくてお代わり。

ホランド・パークという通りは超高級住宅街。青空に白亜の豪邸が更に映えます。

こんな素敵な家がずらっと並んでて、ベッカム一家も住んでるそうです。

ロンドンで一番素敵と思うミューズ。

ホランド・パークの中にある京都ガーデン。

今年はなぜか花が少ないバラ園。

白いテントはオペラのための仮設レストラン。

コロナの時は密になり過ぎないように全部普通の椅子が並べてありましたが、今年は以前の普通の観覧席が半分復帰。

私たちの席はインスパイアー・チケットという隅っこにほんの数席しかない28ポンドの席で、私が日本にいる間にトーチャンが3枚取ってくれました。一番高い席は150ポンド。

最初は斜めに日が当ってたけど、オペラの最後には結構涼しくなり、備え付けの毛布使ってる人もいました。

この日は飛行機の音はしませんでしたが、公園にいる孔雀と犬の鳴き声がオペラやってる最中に聞えてきて、公園の半野外らしい雰囲気を出してました。滅多にないこういうお天気を想定してのイベントですから、この日はまさに理想的。冬のような格好してても寒い時もあるんです。

有名な歌手は出ませんが、毎年それなりのレベルで、今年も皆さんなかなか良かったです。

赤いジャケットが公爵役のテノールAlessandro Scotto di Luzioで、高い音が時々きつそうでしたが、舞台栄えする長身のイケメン。

コーラスが特にいつもより上手だったと思います。