<23rd Sept Sat>

爽やかな秋晴れ。今日、明日、明後日はROHのオペラ3連チャン。その前に昨日のコンサートの記録を片付けよう。昨日から4連ちゃんですが、キャーッ爆  笑(嬉しい悲鳴)。

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9月22日はロイヤル・フェスティバル・ホールで39歳のアイスランド人ピアニスト、ヴィキングル・オラフソンのリサイタル。

 

ちょっと前にプロムスの映像で惚れて以来の私のお気に入りで、サウスバンクはメンバーではなかったので鍵盤側の良い席が取れなかったですが、最前列ほぼ真ん中で音はばっちり聞えて、端正な彼の顔を拝みながら至福の時を過ごしました。

80分休憩なしで弾くのは大変なことがよくわかるし、聴く方にも忍耐が要るわけですが、終った途端に観客が総立ちになったことから皆の感動が伝わりました。

 

バッハ好きにはたまらないゴールドベルク変奏曲、2021年12月10日のランラン(バービカン)が彼の都合でキャンセルされましたこともあったし、最近聴いた中では2021年10月10日のCharles Owen(Kings Place)はイマイチだったので記事にしなかったのもあるけど、2021年のプロムスのパヴェル・コレスニコフのふんわり自由な演奏は素晴らしくかったです(→こちら)。昨日のオラフソンの演奏はパヴェル君とは全く違って、正統派のきっちりした演奏で、その違いも興味深かったです。キラキラな音も私好み。居眠りしないように午後に昼寝して備えたコンサート、こんなに近くで姿を見ながら聴けて、本当に幸せでした。

 

Víkingur Ólafsson piano
Repertoire Bach: Goldberg Variations

2021年10月と2022年10月にサウスバンクで聴いたコンサート記事です。

2021年10月QEH

 

2022年10月

三つあるサウスバンクでこれまでは小さい2ホールでしたが、今回は一番大きなロイヤル・フェスティバル・ホールで初めて弾けて嬉しいと演奏後に本人も言ってましたが、徐々に知名度を高めて遂にこの大ホールを満席にしたことはファンとしても嬉しいです。

 
 
 
 
 
 
 
コーラス席に座ってらしたPrimroseさんの写真を拝借しますが、感動的なスタンディング・オベーションなのがわかりますよね。最前列に私とトーチャンも写り込んでます笑。
 
ウォータールー駅からだと直通で帰宅できるのですが、橋を渡って対岸の駅に行くのが好きです。コンサートの感動を噛み締めながらこの夜景が見えるんですもの照れ
 
日本12月に東京、札幌、名古屋、浜松でも弾いてくれるのですね。お勧めです(→こちら)。