<20th Oct Fri>

今日から5日間は出掛ける予定がないので、昨日まであちこち出掛けて撮った沢山の写真の整理とブログ書き以外はネトフリを存分に観られそうで楽しみ。今日スタートした韓国ドラマ「イ・ドゥナ」は9話と短いので一気に終了。

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オランダからレイネさんがイエスティン君を聴きに2泊でロンドンにいらして下さったので、18日に2人で着物でWigmore Hallに行きました。 


ヘンデルの1707年のClori, Tirsi e Filenoは演奏されることは稀だし全く知りませんでしたが、楽しくて明るくて美しくて、ヘンデルが誰なのか例え知らなくてもこれだけで大好きになってしまっただろうと思う程、若々しくてフレッシュで素敵飛び出すハート

 

浮気っぽい女性と2人の男性の他愛ないラブコメっぽい内容のようで、細かい内容はわからなくても(字幕はなく台詞が載ってるプログラムを渡されましたが、暗いのと字が小さいので読むことは無理)、歌手三人が芝居っ気たっぷりに演技してくれました。

ハリー・ビケット率いる古楽オケも素晴らしくて、特にリュートに似たテオルボという楽器の演奏者Sergio Bucheliは何度か聴いたことがあっていつも上手なのですが、この日はソロもあり観客から拍手喝采。私たちはリターンでゲットした5列目の隅っこだったのですが、彼の側に座れてラッキーでした。

 

少年っぽさは消えて痩せて大人っぽくなったイエスティン君、歌う場面は一番少なかったですが、絶好調で聞惚れました。最近少し飽きたのでロンドンで歌ってくれても行かないことが多いのですが、レイネさんがいらして下さったおかげで聴く事ができました。やっぱり好きな声だし素晴らしい歌手です。

 

声質が全く違うソプラノ2人も上手でしたが、切れ味の良いズボン役のジョエル・ハーヴィーの方が好み。ふっくらしたエイリッシュ・タイナンは長年に渡って何度も聴いてますが、かつては細くて可憐な声だったのに、中年になって姿も声もふくよかになっちゃいました。 

 

 

   

 

 

この日はWigmore Hallのサイトで生中継されててトーチャンも観たのですが、しばらく観られる筈です(要ログイン)。

 

 

↑↓そのストリーミングからキャッチした写真

 

 

 

残念ながら終演後のグリーンルームには入れて貰えなかったのでイエスティン君に挨拶はできませんでしたが、レイネさんの素敵な紬の着物姿はこちら。私はこの時すでにコートを着ていたので写真撮りませんでしたが、この藤色の着物でした。

 

この日は2人で着物であちこち回って充実した一日でしたが、それは次回に。