昨日(20日)は久し振りにキングスクロス駅近くのKings Placeというコンサートホールへトーチャンと。

 

5ポンドの特別オファーがあり、空席チェックしたら最前列真ん中が残ってたので、Kings Placeはコロナ以来だし、行ってみましょうという事で(最終的には切符はほどんど売れてました)。

 

浜松国際ピアノコンクールThe Hamamatsu International Piano Competitionのプロモートが目的のコンサートで、直近の優勝者がメインのアーチストで、審査委員長の小川典子さん他も出演。

 

コンサート前に30分のトークがあり、小川典子さんともう一人の審査員がゲストでいかにこのコンクールが素晴らしいかを語って下さり、私も知らなかった浜松の町についてのお話しを楽しみました。今年秋に開かれる次回のパンフレットも配布され、賞金がいくらだとか興味深い内容。

3年おきに開かれるコンクールで2021年はコロナでキャンセルになったので、今回出演したトルコ人のCan Çakmurは2018年の優勝者。彼は全曲を弾いてくれて、Fazil Sayの超前衛的な曲(なかなか良かった)、小川さんとはベートーベンの風変わりな曲を連弾で、モーツァルトのピアノ四重奏と最後はソロでシューベルトの有名なソナタ。アンコールはリスト編曲のシューベルトの歌曲。

 

四重奏のせいか、ピアノがやけに舞台の後ろにあったのは残念でしたが、変化に富んだプログラムで、彼の音色は充分美しかったし、5ポンドで充分楽しませて頂きました。

 

 

 

Fazil Say New Life Sonata UK Premiere
Beethoven Grosse Fuge Op. 134 for Piano 4 Hands 
Mozart Piano Quartet No. 1 in G minor K.478
Schubert Piano Sonata in B flat major D960
Can Çakmur piano
Noriko Ogawa piano
Benjamin Gilmore violin
Rosalind Ventris viola
Tim Posner cello

 

 

寒い日が続くロンドン、コンサートホールの裏の運河が凍ってました雪の結晶