<14th Mar Thus>

着物でマダム・バタフライ初日に。一番着物を褒めてもらえるオペラで気分良かった照れ

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3月9日はワーグナーのさまよえるオランダ人 The Flying Dutchman。ワグナー好きのトーチャンも一緒に。

私には2015年以来でしたが(→こちら)、行かなかっただけでやってたのかも。永遠の愛を求めて海をさまよう幽霊船の話で、

ワーグナー初期の作品で、低音男性歌手が歌うのが多くて私にはアピールしないオペラですから。 今回行ったのはご贔屓テノールのトビー君(Toby Spence)が出てるからですが、一回で充分。

 

休憩なしの2時間20分、トーチャンに時折突っつかれながら短く感じたのは、ブリン・ターフェルが場面はほとんど居眠りしてたからでしょう。

トビー君は演技も良かったし甘い声にはうっとりだけど、あまりにも出番が少ない・・。

こうなると、ゼンタ役のソプラノが大事なのですが、エリザベート・ストリッド(48歳のスェーデン人)の声が好みだったのは救い。金髪美人だけど恋にを夢見る乙女には見えない体型が残念ですが、よく通る張りのある歌唱は素晴らしかったです。持ち役はイゾルデ、サロメ、エレクトラ等ですからもちろん声量も充分。来年1月に新国立劇場でさまよえるオランダ人に出ます(→こちら。休憩もあるようです)。

 

すっきりしたプロダクションで、オケも上手(私達は金管楽器の隣だったのでうるさかったですが)、ワーグナーは人気で切符の売れ行きも良くて大成功。

 

Music Richard Wagner/Libretto Richard Wagner after Heinrich Heine/Director Tim Albery/Set Designer Michael Levine
 Costume Designer/Constance Hoffman/Lighting Designer David Finn/Movement Director Philippe Giraudeau

 

Conductor Henrik Nánási
The Dutchman Bryn Terfel
Senta Elisabet Strid
Daland Stephen Milling
Erik Toby Spence
Steersman Miles Mykkanen
Mary Kseniia Nikolaieva