<25th Apr Thus>

Promsが発表になり、藤田真央君がドヴォルザークのピアノ協奏曲でデビューします。

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4月22日は昼のコンサートと夜のオペラのダブルヘッダーでしたが、(トーチャンは夜だけ)、BBCラジオで生放送されたのでトーチャンは家で聴いたようです。世界中どこからでも、BBC Soundというアプリで一ヶ月聴けます。

 

55才のフランス人ピアニストのアレクサンドル・タローはこれまでに何度か聴いたことがあり(2009年QED→こちら、2012年Wigmore→こちら、2018年11月Wigmore Hall→こちら)、最後のは「えーっ、これではちょっと・・ネガティブ」という出来だったのでこの人はもう終ったかもと思ったのですが、ソプラノのサビーヌ嬢のリサイタルのピアノ伴奏は悪くなかったので(→こちら)、今回は1時間と短いし切符代も安いので、期待はせずに行ってみました。 

 

 

アンコールは彼の編曲によるシャンソンのパダン・パダンフランス

 

全てフレンチのプログラムでしたが、最初のクープランはあまりにゆっくり過ぎて寝てしまいぐぅぐぅ、サティもまだスローで「ん~、退屈なコンサートやな~」と思いましたが、彼が編曲したラヴェルのLa valseは拳で鍵盤を思い切り叩いたりして凄い迫力びっくり。目が覚めました。

 

アンコールは私が大好きなシャンソンのパダン・パダン。フランス風の洒落た雰囲気もありながらリストのような激しくて難しいアレンジが素晴らしくて感動チュー

 

彼の編曲が気に入ったので、Wigmore Hallで来シーズンのコンサートで彼のアレンジのバッハを沢山やってくれる夜のちゃんとしたリサイタルの切符を昨日買ってしまいました(→こちら)。

 

やんやの喝采で嬉しそうなタローさんでした拍手