ハリー王子
王室ネタで～す。日本に行くとよく聞かれるし、皆さんお好きでしょ？
チャールズ皇太子の20歳の次男坊ハリー王子が２日前にサンドハーストという厳しい訓練で知られる陸軍仕官学校に入りました。
ハリー君、おめでとう。
最適な道を選びましたね。他にできそうなことがなかったとは言え、軍隊のキャリアは王室の次男坊にとっては伝統的な選択で、まさに王道を行ってるよ。
頭の悪いのはお母さんに似たから仕方ないよね。でも、へんに頭が良いと学者になりたいとか、まあそれはまだいいけど、例えば投資銀行家になろうかなんて考えちゃうかもしれないので、それくらいで丁度いいんだよ。君は小さい頃から兵隊さんごっこが大好きだったから、誰かさんみたいに無理やり入隊させられてすぐ泣きべそかいて脱出したり（誰でしょうクイズその１）などせず、きっとうまくやるでしょう。
パーティでナチスのユニフォーム風のコスチュームを着てひんしゅくを買ったけどあれも軍服への憧れだったのかもしれないし、夜な夜な飲み歩いて一度パパラッチを殴ったりしたのもやり甲斐のあることがなくて欲求不満のせいだったかもしれず、これからはそのあり余るエネルギーを訓練に向けようね。伝統的に王室メンバーは、三軍の中では多分一番ステータスが高くてスマートな海軍に行くんだけど、君が庶民的でタフな陸軍を選んだのも、「突撃～！」と叫んで走り回りたかったからでしょ？ それとも、もしかして成績が足りなくて海軍士官学校には入れてもらえなかったのかな？
今まで頭の良い子ばかりのイートン校で皆についていくのに苦労して、絵画の試験作品も先生の手助けが必要だったらしいけど、これからはスポーツ万能の君のこと、劣等感を感じずに自分の力だけで伸び伸びやれるよ。頭は良いけど繊細で神経質なお兄ちゃんのウィリアム王子とちがい、君はノリが良くてフレンドリーだから仲間の人気者になれるにちがいない。なによりも自分で希望して入隊し、やる気満々なのが素晴らしいね。
そうだ、お兄ちゃんの引き立て役という次男坊の大事な役割をずっと完璧にこなしてきた君、それは是非これからも続けてくれるよね。
そしてできれば早く結婚しようね。家柄につられてお嫁に来てくれる美人で頭の良い女性をきっと誰かが探してくれるから。まちがっても自分で「あ～僕この娘大好きだ。オツムも自分と同じくらいだからうまくいきそうだから結婚したい」なんて思わないように。そういう女性はこっそり愛人にしておいて君にはしっかりした奥方が必要だからね。
避けなきゃいけないのは、誰かさんみたいに旦那が軍隊生活で家を離れていることが多いからって浮気しちゃうような尻軽な女性（クイズその２）や、旦那の浮気をみっともなく世間にさらすような立場をわきまえない女性（クイズその３）、結婚前のキャリアを続けるんだと主張する勘違いな女性（クイズ４）だからね。君の賢くて美しい奥方は彼女に似た子供をたくさん生んで万一の場合に備え（お兄ちゃんに何かが起こったらこっちにお鉢が回ってくるもんね）、君が軍隊で遠くに駐屯している間屋敷を守り公式行事も立派にこなしてくれる。君が戦死しても全て大丈夫だ。
ハリー君の輝かしい未来に敬礼！
（クイズの答： １叔父であるエドワード王子、２元義理のおばであるサラ・ファーガソン、３故ダイアナ妃、４エドワード王子夫人のソフィ妃）