昨日のジョークは、私の文章力の無さにより、わかって頂けなかったようですので、お詫びします。

今日はストレートにマジに書きますね。


昨日の記事「ウィリアム王子様、見直しました 」は、彼の方がケイトを一方的に棄てたらしいということで、しかもすでに別の女性が眼中にあると聞いて呆れてしまい、5年間も付き合ったのにあまりにひどいじゃないのと皮肉ったもので、決してケイトのことはまだ好きだけど家柄が障害になって結婚できないなどとは思ってません。


第一、ケイトは大学寮にルームメイトとして配置されたわけですから、そんなこと最初から問題無しと皆が承諾している筈だし、今まで少なくとも彼女の血筋についてあからさまに不満を言う人はなくて、「王子が気に入っているのであれば、平民の出でもちっとも構わない。重要なのは本人の素質。」と誰もが思っていたからこそ、こんなに長く続いたわけです。(上流階級の一部は多分不満だったでしょうが、この頃は国民の意見の方が強いのではないかと)

頭がからっぽで共通点のない伯爵令嬢で先回は失敗したので、今度は長く付き合って人柄もよくわかった上で結婚できそうで理想的と皆が喜んでいたのに、今になって急に「止~めた!」なんて国民総失望。


判断するのになぜそんなに長く掛かったのよ、とケイトならずとも文句を言いたくもなりますが、でもまあどんな恋愛でも5年も一緒にいたら熱は冷めますよね。それに、反対している人はいないとは言え、報道陣に追い回されるという大問題を抱えていたわけで、若いのに気の毒でした。まさにウィリアムが子供の時から皆が心配していたことが現実となり、それは避けられないし、逆に関心を持たれなかったらその方が問題なのですが。


ウィリアムはこの2、3年、弟のハリー王子を見習ったわけでもないでしょうが、ちょっと遊び好きの様子を示していて、子供の時からの内向的でまじめな性格が少し変わったのかしらとも感じるのですが(この程度なら悪いことではありません)、きっと根は慎重で義務感責任感が強くて自分勝手なことはしない人間であるだろうと思うので、今回の破局もきっと悩んだ末のことで、優しさ故に今までずるずると引きずられていたのかもしれません。

両親を見ていて、自分は絶対浮気などしないと思っているにちがいないので、絶対この女性という人に巡り合うまで決断できないというのも彼らしくて好ましい態度かもしれません。


とは言っても、何が起こるかわからない王室メンバー、暗殺されたりしないうちに子孫を残して欲しいと思うのですが、まあ本人も28から30歳が適齢期と言ってるし、それまでにはなんとか努力してくれるのでしょう。しばらくは色んな女性とのデートを見てこちらも楽しませて頂きましょう。


尚、多くのイギリス人は階級に捕われていて、今の地位から下がらないような結婚相手選びをするのが賢いわけですが、王室だけは例外なのではないかと思います。だって地位も経済力も揺ぎ無いほど確立しているのですから、お嫁さんの持参金も地位も当てにする必要はないでしょう?


ちょっと話が反れますが、イギリスで外国人であることの利点は、階級に縛られないことだと私は思ってます。




さて、破局が公になってケイトも肩の荷が下りてすっきりしているという友人の意見(ほら、出た!)もあり、この二人は本人同士が納得して別れたのであれば、喜んであげるべきですね。


でも、自分の母親がボロクソに言われていることには心を痛めているらしいです。大事な式典でチューインガムを噛んだり、女王陛下に対する態度が気さく過ぎたとか、責められても仕方ないと思いますけどね・・・


写真は16日のお買物帰りのケイトですが、サングラスをしているのは、お天気が良すぎて眩しい日だったので、彼女にとっては好都合だったかも。


今は、ウィリアムがお熱だという高貴な令嬢が誰なのかが気になるところです。才色兼備で、且つ血筋も抜群であれば、万々歳。


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