王冠1どうもオペラネタよりも英国王室話題の方が受けがいいようなので、拗ねながらも時々は書くことに致しましょう。


1Prince Harry

ハリー王子を兵士としてイラクに送るかどうかについてちょっと前から揉めていましたが、結局「送らない」という決定がなされました。


彼が職業軍人になったときから危険な前線に出る可能性はあると言われていて、本人もそのつもりだったので、最初に行くという発表がされたときは誰もが当然と思い、6月出兵予定だったので、彼は遠くに住むガールフレンドと別れを惜しんだりしていたのですが、ちょっと前に「この派遣はいかがなものか?」という議論が起こりました。


「敵の標的になるに決まっているハリー王子が率いる小連隊の兵士を巻き添えにして不要な危険に陥れるべきではない」というのが論旨で、本音はどうであれ、「大事な王室のメンバーを危険に晒すべきではない」という意見は(私が知る限り)報道されませんでした。

ハリー本人も「他の兵士と同じように扱って欲しい。僕も国のために戦いたい」といつも言っていて、イラク行きに対しては「待ち遠しい」とも思える態度を示し、「行かせてくれないなら、もう軍隊は辞める」とまで言ったそうな。辞めることに関してはさすがに大人気ないと思ったのかすぐに撤回しましたが、明らかに彼は弱虫ではなく、見直した人も(私も含め)多かったのではないでしょうか?


まあ彼は小さいときから兵隊さんごっこの好きなヤンチャ坊主で、頭脳も容貌も兄より劣る彼としては、神経質でヤワなウィリアム王子に勝るところがあるとすればこれしかないわけで、彼なりに張り切っていたのでしょう。私のハリーに対する思いはこ2年前の記事 で書きました。


その議論が起こったときの軍部で再考の結果は「予定通り派遣する」というもので、ハリー王子もその決定に喜び(他の王室メンバーの意見は報道されなかったと思う)、ある意味筋の通った結論であり、こうなった限りは彼が勇気を示して立派に戦いそして彼の連隊全員が無事帰還という理想のシナリオになるように祈るしかない、と納得したのでした。


英国にはheir and spareという言い方があり、heir(後継ぎ/エアー)とspare(予備/スペアー)という韻を踏んだフレーズです。大事なheirが前線に送られることはまず無いでしょうが、職業軍人になることの多い二男以下のスペア王子の戦死は珍しいことではなさそうです。しかも、こう言っちゃナンですが、ハリー王子はで出来が悪いばかりでなく、父親はちがう人ではないかという根強い噂もあるわけで・・・


しかし、最近になってその決定が覆えされ、結局彼のイラン行きは中止になりました。彼を集中的に狙おうという計画や陰謀が渦巻いていることが発覚したからだそうです。彼の存在が引き金となってイラクの状況がエスカレートするでしょうから、ここは安全な逃げ道を選択するのは正しいでしょう。という訳で喧々諤々の結果、一件落着。



 

ガールフレンドのChelsy Davyとは、意外にも長い間続いています。



2Prince Andrew (Duke of York)


ところで、この一連のことで中年以上の人が(私も含めて)思い出すのは、ハリー王子の叔父君アンドリュー王子。


25年前のフォークランド戦争にヘリコプター・パイロットとして派遣され危険な任務を遂行、一躍ヒーローとなりました。それまでの彼はRandy Andy(好色アンディ)とあだ名され、軽薄なプレーボーイのイメージだったのですが、これで評価が上がり、その後のサラ妃(ファーギー)との離婚騒ぎのときも責められたのは専ら彼女の方で、彼は不義の妻すら庇う立派な夫だと思われていたのですが、それも戦争経験がものを言ったと言えるのではないかと思います。


しかし、アンドリュー王子は、一体どうしているのでしょうか?とんと話を聞きません。


かつては金髪美人をとっかえひっかえ恋人にして国民に話題を提供してくれた彼のこと、急に女好きの性格が変わったわけでも

あるまいに、しかもまだ若くてハンサムなのだから、女性に縁が無い筈はないのですが。
こっそりうまくやっているのでしょうか?それじゃあ面白くないですね。浮いた噂も醜聞も王室メンバーの仕事のひとつなのだから、派手なスキャンダルで娯楽を与えてくれなくちゃ。40代後半の彼が素敵な恋愛をしてくれたら中年を勇気付けることになるんだからさ、人前でいちゃついてくださいませ。

     
あの頃に比べたら年食ったけど、まだまだイケる中年バツイチ王子



3Prince William


19日、やっと完成した新しいサッカー場Wembley Stadium のオープニングとFA Cup Final試合が行われました。


新しい建物のオープニング式は王室メンバーの大切な仕事音一つですが、今回はフルタイムの陸軍士官ウィリアム王子が仕事の合間に駆けつけました。

こういうイベントにはお馴染みのアクロバット飛行チームthe Red Arrowsも登場。
  


 
    べーっだ!ロイヤル・アカンベー

このサッカーの殿堂は我が家から地下鉄で一駅、歩いてでも行けるところにあります。サッカーのリーグ戦には全く興味のない我が家ですが、この新しいスタジアムは楽しみにしていて、建設中に何度か見学に行きました。旧スタジアムには結局なんと一度も入ったことがなかったのですが、世界的に有名は建築家Sir Norman Foster設計の新スタジアムにはいつか絶対行きます!


しかし、再建中の7年間は平和だったこの周辺も、これから又あのフーリガンどもがうろつくのかと思うとぞっとしますガーン


試合のある日は会社帰りの地下鉄で酒気帯びでギャアギャア歌ったり叫んだりと一緒になるのがすごく嫌で(からかわれても、労働者階級の奴らの言ってることはほとんど理解できないのは救いでしたが)、そういう日は帰宅時間を遅くしたり別の地下鉄ラインを使ったりしました。


今度のスタジアムは9万人も入るんだそうで、ああ嫌だ嫌だドクロ



4Kate Middleton




就職して数ケ月のJigsawで早くも昇進するらしいケイト嬢、きっと優秀な社員なのでしょうが(会社にとっては宣伝になるだけで良い社員だ)、写真を撮られるのはクラブで羽目を外して遊んでいる場面ばかり。

今回一緒なのは妹だそうで、ケイトさん、遊び回るのは結構ですだけどね、酔っ払っても気をつけて見苦しいところを見せちゃいけないですよ~。



おっと、今回はまずいモノを写真に撮られてしまいましたね。


なんと、タバコの箱がハンドバックに!


これはまずいですよ。名古屋弁で言うと「だちかん」。


男女に拘わらず、日本よりイギリスの方がスモーカーに対する風当たりは強いですからね。もうすぐ公の場所では全面的に禁煙になりますし。


ケイトさんよ、ここはしっかりふんばって良いとこみせて皆に「やっぱりケイトがよかったのに~」を思わせなきゃ~。オトコはいいけど、タバコはご法度だ。


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