<3rd Apr Wed>

最近発見した魚を捌く30代男性のYoutube「きまぐれクック」を沢山見てますが、うお座超新鮮な刺身を食べる場面では自分も食べてるような気になって楽しいです。日本に行ってもそんな機会はないでしょうしからね。カネコさんが住んでる所はおそらく私の故郷に近くて方言が出るとすごく嬉しいし、登録者1千万人超なのは英語字幕のおかげで海外でよく見られてるからでしょうが、私がこれを見つけたのも韓国のバラードの帝王と呼ばれる歌手ソン・シギョンさん(大好きラブラブ)が「日本のYoutubeでよく見てるのはきまくれクックと言ってたからです。

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昨日は楽しみにしてたカルメンの新プロダクションのリハーサルにトーチャンと。全体が見えるアンフィシアター席から2人で手分けしてスマホとデジカメで撮りました。

おそらく一回でオシャカになった5年前のバリー・コスキーのプロダクションは、フランス語の録音ナレーションが凄く嫌でしたが、カルメンがゴリラの着ぐるみで登場したりセットは大階段だけでしたが動きがあって退屈しないお洒落な演出でした。

それに比べるとこの1970年代あたりに設定してるこの新プロダクションは地味で安っぽいセットの上に動きが少なくて衣装もダサくて、私は気に入りませんでしたダウン

去年暮れのカバレリア・ルスティカーナ(→こちら)と道化師(→こちら)と同じ演出チームで、雰囲気もそっくりなのですが、そのCav & Pagの二本立ては内容にも合っててとても良かったのに、今回は二番煎じだからと言うだけでなく、カルメンの性的魅力も2人の熱い想いもスペインの暑い空気も感じられず、人がたくさん出てるのにあまり動かないし、情熱的な音楽に全く合わず。一番辛かったのはテンポが遅いことで、ただでさえ長いオペラがますます退屈に。観てる間ずっと、前々回のアラーニャとガランチャ等が出た一回のランで6回行ったこともあったけど全然退屈しなかったプロダクションを思い出してました(→こちら)。

歌手のパフォーマンス的は、今や世界のトップ・カルメンのアイグルちゃんは勿論、一流テノールのべチャワも立派な歌唱だったのですが、年齢差30歳だからという訳ではなく、アイグルちゃんはダサい衣装で色気出せなかったし、べチャワはアラーニャのような魅力ある駄目男の味が出せず。ミカエラも同様に衣装が半端なくダサかったし、闘牛士のコスタス君は若い頃は結構好きだったけど年食って体格も崩れ・・。

一応5日の初日には行くつもりですが、演出チームに対する観客の反応はブーイングは出ないだろうけど割と冷ややかになりそうな気がします。

 

Music GEORGES BIZET/Libretto HENRI MEILHAC and LUDOVIC HALÉVY after Prosper Mérimée’s 1845 novella Carmen
Spoken text after MEILHAC, HALÉVY and MÉRIMÉE/Conductor ANTONELLO MANACORDA/Director DAMIANO MICHIELETTO/Set Designer PAOLO FANTIN/Costume Designer CARLA TETI/Lighting Designer ALESSANDRO CARLETTI

 

Carmen AIGUL AKHMETSHINA

Don José PIOTR BECZALA

Micaëla OLGA KULCHYNSKA

Escamillo KOSTAS SMORIGINAS

Frasquita SARAH DUFRESNE
Mercédès GABRIELĖ KUPŠYTĖ

Moralès GRISHA MARTIROSYAN
Zuniga BLAISE MALABA
Dancaïro PIERRE DOYEN
Remendado VINCENT ORDONNEAU
Bohemian DAWID KIMBERG

 

 

 

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